mixiユーザー(id:47361257)

2013年06月25日02:16

31 view

何かがオカシイ

■ユーチューブで発覚、高校教諭の平手打ち体罰
(読売新聞 - 06月24日 19:39)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2479222

先日も似たような日記を書いたような気がするが、やっぱり最近、学校は何かオカシイ。

いや、学校だけがオカシイわけじゃあない。

学校を取り巻く総ての環境が何かオカシイ。
この出来事を体罰事件として取材し、記事として掲載する新聞社も何かオカシイ。

この記事で一番問題なのは、はたして授業中に雑談していた生徒を叱責し、平手打ちをした先生なんだろうか。

僕が一番問題に感じるのは、授業中にも関わらず、先生が生徒を叱責する場面を、わざわざ携帯を取り出して撮影し、動画投稿サイトに投稿する、この行為じたいが一番問題なんじゃないかと思うのだ。

そこに、この撮影した生徒の悪意というのが垣間見える気がして、とてもイヤな気分になる。
しかも、その生徒の悪意に見事に乗っかって、授業中にも関わらず携帯で撮影し、動画投稿サイトに投稿した事実よりも、その動画の内容を問題視し、騒ぎ立てる新聞社というのは、とても気持ちが悪い。

読売新聞の記者はわからないのだろうか。
動画を投稿した生徒がこうして騒ぎになるのを期待し、面白がっているということを。
そして、騒ぎになることで、この先生が体罰をしたということで処分されることを期待し、面白がっているということを。
記者は、そんな生徒の描いた筋書きの上で、見事に踊らされているのだ。
そして、踊らされているという意味では、学校側もそうだ。

授業中に雑談することはよくあることだ。
僕だって、授業中に雑談していて、先生に怒られたことは一度や二度ならずある。

もし、僕が先生の再三の注意にもかかわらず、雑談をしていて、ついにその先生に叱責され平手打ちをされたことをどんな形であれ、僕の親が知ったとしたら。
はたして、謝るのは、先生のほうなんだろうか。

いや、違うだろう。
どんな形であれ、親は雑談をしていた僕を叱るだろうし、親は授業の妨害をした僕について、先生に謝罪するだろう。

これが何故、先生が謝罪しなければならない状況になってしまうのか。
すべては、こうした問題を生徒のやったことを棚上げして、先生の平手打ちだけを体罰として問題視する風潮にあるだろうが、その風潮は、何かの形で表沙汰にならないと問題にならない。

それが今回の場合は、生徒の動画撮影という形で表沙汰になり、その動画の内容が生徒への平手打ちというセンセーショナルなものだったため、新聞社が記事に騒ぎ立てる。
こうなると、先生は謝罪することでしか収拾がつかなくなる。

こうした風潮は、やがて先生の威厳を奪うことになるだろう。
今や、学校では先生は生徒や保護者の顔色を窺って指導するようになってしまっている。

今回の騒ぎで、学校側が授業中に動画を撮影、投稿した生徒に対して、何らかの指導をしなかったとしたら、これはかなり問題だ。
そして、記事の中で、その行為の異常性が触れらていないのは、かなり問題だ。

やっぱり最近、生徒を取り巻く環境は、何かがオカシイ。
20 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する