たかぎなおこの本に夢中

数か月前に、本屋でたかぎなおこのまんぷくローカルマラソン
旅というタイトルの本を見かけた。その時は時間があまりなく、
その本の表紙を見ただけでその場を去った。たかぎさんはこういう
本を出すくらいだから、それなりにマラソンをやっている方
なんだなあと思い、マラソンをやっている僕は親近感を覚えた。

図書館でまんぷくローカルマラソン旅を予約して読もうとしたら、
予約待ちの方が何人もいて、かなり人気があるようなので、
別の本を読んでみる事にした。まずは、ひとりぐらしも5年めと
いう本を借りてみた。ひとりぐらしも5年目を読んでいたら、
一人暮らしに相当馴染んでいる様子が書かれていて、僕も少し
でもいいから一人暮らしをしてみたかったと思えた。

たかぎさんはひとりぐらしでも基本的に自炊をしているのは
偉いと感じた。刺身をよく食べるようだが、僕も魚は好きだから、
そんな生活もいいかもと憧れる。一人暮らしなら、自分の
食べたい料理を気兼ねなく作れるし、変なアイディア料理を
作っても誰にも文句を言われないのは魅力的だと思う。

ひとりぐらしも9年めという本に、連休で特に予定はないが、
ずっと家にいてもどうしようもないから、ランニングしに
行ったと書かれていて、僕も仕事が休みの日は、少しでも
いいから外の空気を吸いたいと考え、何の予定もない場合は
ほぼランニングしに外に出るので共感した。ランニングは
疲れるが、ずっと家にこもっているよりは清々しい気分になれる。

たかぎさんはコミックエッセイという手法を用いているが、
なかなか楽しめる物だと感じた。たかぎさんの絵を見て、
ちびまる子に似ていると妻が言っていたが、そういう
可愛らしさが溢れる絵だと、すんなりストーリーに入って
いけるのかもしれない。

他にも、マラソン、一人旅、150cmの作者のライフなどの
本も出していて、面白そうなので読めるなら読んでみたい。
たかぎさんは今でも独身の一人暮らしみたいだが、何故か
こういう状況にいる女性作家を気に入ってしまう傾向にある
ようだ。