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2013年06月17日12:25

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魔法にかけられて

運命の人って、直感でわかるもの?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=2469065

僕と嫁とは7つ年が離れている。
僕のほうが7つ年上だ。
しかも、僕には7つ年の離れた妹がいる。
つまり、僕の妹と嫁とは同い年なのだ。

実家に住んでいた頃は、しょっちゅう妹の友達がウチに遊びに来ていたし、妹の成長を見てきているように、妹の友達の成長も見てきている。
今でも、実家に帰り、妹や友達を見かけても、子供の頃の面影があるから、どうしても僕からすると、妹くらいの年齢から下の女性は恋愛対象にならなかった。
中学生の頃、幼稚園の運動会のかけっこで見た妹と同級生だと思うと、つい子供のように思えてしまうのだ。

嫁に出会った頃、まだ付き合う前だったが、僕は彼女に冗談で一度言ったことがある。

"妹と同い年の子なんかとは、間違っても恋愛に発展することはないし、付き合うことはない。"と。

彼女はその時、"そんなことわざわざ言わなくても、こちらこそそんな気にならないです。"
と大笑いしていた。

そんな彼女と付き合って、数年後結婚したのだから、人生とはわからないものだ。
この会話の当時、お互いに付き合っている人がいたのだ。
まさか、こうなるとは思ってもみなかったことだ。

だから、運命なんてものはないんだと僕は思っていた。

でも、よくよく考えれば、これこそが運命なのかも知れない。

同じ職場とはいえ、彼女は本当は採用されるはずではなかった。
たまたま後輩が急に辞めることになり、その時期に、補充要員として彼女が入ってきたのだ。
もし、後輩が辞めてなかったら、彼女と出会うことは、まずなかっただろう。

それに、先程の会話。
これは少なくとも僕は、彼女を1人の恋愛対象にある女性として意識していた証拠なのかも知れない。
でないと、冗談でもわざわざそんな話題を振らないだろう。

運命とは、こうした偶然の積み重ねによって起こされる、偶然の結果なんだろう。
だが、そこに自らの意思という、必然のエッセンスがなければ、それは単なる偶然の積み重ねだけで終わってしまう。
そして、日常とは、得てして、そんな偶然の積み重ねによって形成されているのだ。

偶然の積み重ねを運命に変えるには、必ずそこに自らの意思による必然のエッセンスが必要なのだ。
その必然のエッセンスとは、相手を好きになり、行動を起こすこと。
このエッセンスが、2人の出会いを運命の出会いに変えてくれる。

そう考えると、僕たちは運命の出会いをしていたのだ。

そう考えたほうが、より相手を愛することができるんじゃないだろうか。
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