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2013年06月13日00:54

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シクシク

■愛知の4歳女児衰弱死、両親に懲役6年を求刑
(読売新聞 - 06月12日 21:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2464749

小さな子供が虐待され亡くなる記事を目にすると、本当に遣りきれない気持ちになる。
これまでに、何度もこうした記事についての日記を書こうとすると、つい感情的になってしまう。

これは、やはり僕にも2人の息子がいて、その息子たちが毎日当たり前のように受けている一方で、その当たり前の愛情を受けられない子供がいる。
そのことを考えると、とても遣りきれない気持ちになるのだ。

一昨日、仕事から帰ってくると、2歳になる次男、みのりくんが玄関まで出迎えてくれた。
見ると、みのりくんはパンツ一丁で、嬉しそうに、そのパンツを僕に見せてくる。

実は、そのパンツは海水パンツで、カーズがプリントされている。
嫁に話を聞くと、その日、スーパーで買ったらしい。
お兄ちゃんのはるちゃんとお揃いの海水パンツだ。

その日は、はるちゃんのサンダルを買いに行ったらしい。
すると、みのりくんも同じサンダルが欲しいと言う。
ところが、同じサンダルは、サイズがなかったらしいのだ。

そこで、嫁は今年の夏に穿く、海水パンツをはるちゃんとみのりくん、お揃いで買ってあげたらしい。
図柄は、2人の大好きなカーズの海水パンツだ。

みのりくんは、それがとても嬉しかったらしい。
だから、僕が帰ってきたら、そのパンツを見せようと、パンツ一丁で待っていたらしいのだ。

思えば、次男のみのりくんは、長男のはるちゃんのお下がりを着ることが多く、あまりこうやって服を買ってもらったことがない。
だから、みのりくんにとこうやって服を買ってもらえるのが、とても嬉しいのだ。
しかも、今回は大好きなお兄ちゃんとお揃いの海水パンツだ。

みのりくんとしては、とても嬉しかったんだろう。


日常のほんのささやかな幸せだ。
でも、そんなささやかな幸せですら、受けることのできない子供がいる。
僕は、そのことがとても悲しく、遣りきれない。

この女の子の年齢は、僕の長男と同じだ。
本来なら、パパとママに一杯甘えて、毎日を精一杯、生きている喜びを身体一杯に表して過ごしている時期のはずだ。

そんな女の子は、たった4歳でこの世を去った。
まだまだ、これからいろんな楽しいことを経験していく、まだ人生が始まったばかりのこの時期に。
パパやママの愛情が一番欲しいこの時期に、愛情を受けることなく。

この女の子は、普通に僕たちの息子のような生活を送っていたら、一体、あと何年くらい生きられたのだろうか。
6年?
いや、10年?
いやいや、普通に人並みに暮らせてたら、きっと60年以上は、彼女の人生は続いたはずだ。

だって、この女の子の人生は始まったばかりだったのだから。
その女の子の人生を奪っておいて、その罪の重さがたった6年だなんて。
これが感情的にならずにいられるだろうか。

世の中は、とても理不尽だ。
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