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2013年06月08日23:15

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【旅行記】2013.4〜5: チュニジア―山岳オアシスツアー―

こんな深夜に辿り著けるのは 水のないオアシスぐらい

魔彈〜Der Freischutz〜/ T.M.Revolution


朝一でトズールの旧市街(メディナ)を散歩。日干し煉瓦で作られた家々が立ち並ぶ。特徴的なのは壁の幾何学模様の装飾、よく観察すると色々なパターンが見てとれ、飽きない。早朝だった為か人通りは無く、朝食の準備だろうか、食器が擦れる様な音が家々から聞こえてくるのみ。暫し、地図を見ないでさ迷った。
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朝8時過ぎ、旅行会社から山岳オアシスツアーへ出発。幸運な事にあれから同行者(スイス人・チュニジア人のカップル)が現れ、20D返金された。(2人も増えたんだからもっと返せと抗議したけど、上手く言いくるめられた)。
トズールの街を出てて、砂漠というより荒野と言った方が正しい道を走る。時々、道沿いに野生のラクダがウロウロしているのが見え、「ラクダ横断注意」の看板も。
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アトラス山脈が近くに見え出した頃、最初のオアシス、シェビカに到着した。ここは高い山の裾野に緑のオアシスが広がる。ガイドによると1960年代の洪水で昔の村が流され、村人は近くに新しい村を作って住んでいる。その旧村の廃虚が観光地となっている。崩れたかつての家々を抜け山道を上がると、パノラマが広がる。壮大な渓谷に濃い緑の木々、綺麗な花も咲いている。谷底に降りると、小さな滝。滝壺にはエメラルドグリーンの水を湛えている。清流に沿って歩くと、出発点に戻った。40分弱のハイキングコースであった。
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シェビカを出てタメルザに向かう。シェビカまでは平らな道だったが、ここからはいよいよ山という雰囲気。岩山に囲まれた山道をくねくねと曲がる。グランド・カスカドという滝で休憩。先程の滝よりは大きいが、滝としては「グランド」と呼ぶにはイマイチ迫力には欠ける。ここで、日本人のおじさんに会った。チュニスのホテルで掛け合って、英語ガイドと運転手を手配して周っているらしい。旅先で時々、こうやって自力でガイドを雇ったり、又はバックパッカーやってる日本人のおじさんに会う事があるけど、ちょっとかっこいいな〜と思う。

また山道を行くと大きめの村に差し掛かった、タメルザの新村だ。中心部を抜けると展望台の様な所があり、そこからタメルザの廃虚となった旧村が広がっている。壁に囲まれた長方形の広い敷地に、崩れた土壁の家々、所々に白いモスク、中々幻想的である。展望台の隣には、旧村を見渡せるタメルザ・パレスという高級ホテルがある。お金がある人は泊まってみるのも良いかもしれない。
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また少し走って、ミデスに到着。ここはアルジェリアから1kmの村だ。そう、1月に人質事件のあったアルジェリア。切り出った渓谷の上にへばりついた様にある旧村と、階段状の谷の景色がドラマチック。映画「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地でもある。この近くで産出される「砂漠の薔薇」をお土産に買った。
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これでツアーは終了、トズールに戻る。

バスターミナルで降ろして貰うと、丁度10分後にチュニス行きの長距離バスがあった。急いで屋台で昼食用のサンドイッチを買い、バスに乗り込んだ。 バスの乗客は私以外はもちろんチュニジア人。意外にも乗客の1/3は女性だったので、少しは気楽だ。ケロアンに比べ、南部では外を歩いている女性を見かける事が少なかった様な気がする。
ちなみに服装だが、私は旅を通して下は綿パン・上はTシャツに長袖のパーカーかシャツだった。チュニジアではツアーならまだしも、肌を露出する服装はお勧めできない。現地の女性はほとんどの人が長袖・足首までの長スカート又はパンツ。またスカーフをしている女性も多くいた。以前はチュニス等の大都市ではキャミソール・短パンの若い女性もいたそうだが、2年前のジャスミン革命以来、保守的な服装が多くなったらしい。
長距離バスはガフサ等の大都市や、小さな街をいくつも経由し、ついに初日に訪れたケロアンを通りがかった。もうあれから1週間近く経つなんて信じられない、色んな事があったなぁ…と街並みを眺めながらぼんやり。その後、ビーチリゾートでヨーロピアンに人気のハマメットを経由し、トズールから8時間以上かかってチュニスにたどり着いた。

バスターミナルからタクシーで中心部へ。しかし目を付けていた宿は残念ながら満室だった。流石、TripAdvicerで評価の高い宿だ。仕方なく「歩き方」に載っている近くの2つ星ホテルにチェックイン。1泊30D(1900円弱)と多少高めだが、かなり広くて良い部屋だ。ダブルベッドに清潔でお湯も出るシャワールーム(トイレ付)、テレビもある。これで30Dは安いかもしれない…本当は明日から最初に行った少し安い宿に移ろうと思っていたが、面倒なのでここに3泊する事にした。3泊したい事をフロントの英語を話す陽気な男に伝えに行くと、困惑した様な顔になり少し考えた後、「Yes」。ハハーン、さては本当はあの部屋、もっと高いんだ。でも私が夜遅く来たから安くなったのかもしれない。
ホテルにチェックインしたのが21時過ぎで、あまり街をウロウロするのは良くない時間なので、夕食はホテル近くの閉店間際の庶民的な食堂でまたサンドイッチとポテトフライ。

シリアの内戦だろうか、就寝前にテレビをつけると、アルジャジーラが血みどろの遺体映像を流していた。


山岳オアシスツアー:60D
ランチ:3D
長距離バス:25D
タクシー:3D
ホテル(Hotel Commodore):90D(3泊分)
ディナー:3D

184D=11592円
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