キミと僕

「理想のカップルになる」超シンプルな方法
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嫁とは、結婚前の付き合いを含めると、付き合って、今年で7年になる。
もともと同じ職場にいたので、出会ってからだと、もう10年近くになるわけだ。

僕にとって、理想のカップルとは、2人の何気ない毎日の暮らしが、気が付けば10年、20年と続き、その毎日の何気ない暮らしに幸せを感じることのできる相手と一緒にいることじゃないか、と思う。

これは、目指してできることじゃあない。
なにしろ、毎日の積み重ねなのだから。

ただ、その中で僕のできること。
それは、毎日、彼女と会話し、彼女の話を聞くことだ。
相手の話をちゃんと聞くこと。
これは、相手に対する思いやりの表れではないのか、と思うのだ。

そりゃあ、時にはケンカをする時だってある。
でも、普段から2人の間に会話があり、お互いがお互いの話を聞くことができていれば、きっとそのケンカは大きな障害にはならないだろう。
会話の中で、きっと仲直りできる。

僕は、誰かを好きになった時。
その相手の話をもっともっと聞きたいと思うし、その話の中から、相手のいろんなことを知りたいと思う。
話を聞くというのは、相手に興味があるということなのだ。

それは、付き合っても、結婚して子供ができても一緒だ。
僕にとって、嫁と会話することは、いつまでも嫁のことを彼女として、いつまでも見ることができる一つのきっかけなんだと思う。

出会った頃、22歳だった嫁は、この6月でもう、32歳になる。
お互いが歳を重ね、その変化を楽しめる関係であれば良いと思う。

そして。
息子たちが大人になり、また2人だけになった時。
今度もまた付き合った頃のように、2人だけの時間が僕たちの間に流れてくれれば、こんな幸せなことはない。