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2013年06月03日19:59

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国益にかなった国費の使い途

■「知日派」育成へ留学支援…ASEAN・中東で
(読売新聞 - 06月02日 19:54)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2451620

知日派とは、日本の文化や社会について深い理解を示す外国人のことを指す。
これは、一見すると国益に繋がる良いことのように思われるが、知日の対義語は反日ではない。
反日の対義語は、あくまで親日なのだ。

ということは、知日派の外国人には、親日の人もいれば、反日の人もいるということだ。
もし、国費を投じて受け入れた留学生が、親日であれば、 それは将来国費に繋がる可能性があるかもしれないが、反対にその留学生が反日であればどうだろう。
国益に繋がるどころか、日本の文化や社会に詳しいだけ、日本人の性格や弱点も知っているだけに、国益を損なう可能性だってあるんじゃないのだろうか。

そして、受け入れた留学生が親日家か反日家かなんて、最初はわからないのだ。

僕は、もし国費を使って留学生を支援するなら、逆じゃないかと思うのだ。

つまり、日本にいる優秀な日本人学生を国費留学生として外国に送り込む。
そして、その国の文化や社会を深く理解するよう育成する。

そうして育成した日本人を外交的な役目として、その国との交渉事に将来日本のために役立ってもらう。
また、その国に駐留してもらい、日本との架け橋になってもらう。

そのほうが国益にかなっているだけでなく、日本人の為、日本の為に国費を使っていることにならないだろうか。

外国との交渉をする時は、その国の語学が堪能だけでは役に立たない。
その国の文化、特にその国の人、特有の考え方や性格を知った上で交渉ができることが有効だ。
そして、それは親日の国よりも反日の国のほうが深く、相手の国のことを知る必要がある。
そこに相手の弱点が隠されているからだ。

逆に、反日家の留学生を受け入れることは、その人間に日本の弱点を教えることに繋がりかねないのだ。
それは、はたして国費を使ってまでやることなんだろうか。

これには、おそらく留学生を受け入れることでしか、経営が成り立たない日本の大学の事情もあるのだろう。
要は、大学のほうが留学生を、そして国費を当てにしているのだろう。

そうして、外国人留学生には、授業料を援助するのに、肝心の日本の大学生は、奨学金という名の学生ローンで大学に通っている。

これは何かオカシイと思うのは、僕だけなんだろうか。
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