■脱法ハーブ吸い死亡事故、被告が一部否認
(読売新聞 - 05月31日 15:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2449680
僕は法律のことは、あまり詳しくないのでよくわからないのだが、所謂脱法ハーブは、脱法と名のつくように、所持しているだけではおそらく捕まらないのだろう。
そして、脱法ハーブなんて呼び方は、きっと売る方の勝手な理論だ。
要は、建て前は香りを楽しむためのハーブで、吸引するために、売っているわけではない。
というのが売る側の言い分だろう。
だが、その建て前のウラには、売ってしまえば、買った人がそのハーブをどんな使い方をしようとこっちは知ったこっちゃない。
ハーブを吸引したら、幻覚をみたり、ラリったりすることがあるが、それは本来の使い方ではないから、客にその危険性を伝えることはあっても、吸引を奨めているわけではない。
あくまで、売ったあとのことは、買った人間の自己責任である。
この売る側の勝手な言い分が、正しいのかどうかは別として、買う側はその勝手な言い分を納得して買っている。
つまり、買う側にすれば、自己責任を承知で、脱法ハーブを買い、吸引しているということになる。
ここで、少し話が逸れるが、"いくら酒を飲んだ影響で正常な運転ができなくなるとは思わなかった"と屁理屈を捏ねても、飲酒運転は違反だし、今回のように死亡事故を起こせば、危険運転致死罪だ。
こんな屁理屈が通用するのは、ラリった原因が脱法ハーブだからなんだろう。
だが、ここで本題に戻るが、この男はあくまで自己責任で脱法ハーブを手に入れ、吸引したのだ。
いくら屁理屈を捏ねようが、ハーブを吸引する以上、何らかの効果を期待してのことだろうし、そのことは認めるべきだ。
自己責任というのは、自分がどうなろうと自分で責任を取るということだけでなく、それによって自分が相手に冒した行為についても、もちろん責任をとらなければならない。
その責任がとれないならば、脱法ハーブに手を出すべきではない。
まあ、殆どの人は、その責任の重さを知っているから、手を出さない。
自己責任といいつつ、そんな責任なんて微塵もないから、手を出すのだろう。
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