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2013年05月28日13:02

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危険運転について考えてみる

当て逃げ「失効後も飲酒運転」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2444684

飲酒運転は、事故を起こして相手を怪我させた場合、危険運転致傷罪に問われる。
だが、無免許運転の場合、運転手に運転技術があると認められれば、そうはならない。

これは、同じ無免許でも、かねてから運転はしていたのだが、免停や免許取り消し、免許更新し忘れなと、何らかの事情で免許が失効している人を危険運転とすることができないという司法の考えなのだろうが、僕はこの考え方に甚だ疑問を感じる。

今回の当て逃げなんかは、正にそれだと思う。
この男は、もともとは飲酒運転とスピード違反で検挙され、免許を取り消されたのだ。
にもかかわらず、その後も免許のない状態でクルマを運転し続けた。
それだけではない。
無免許運転の期間にも、飲酒運転を繰り返していたというのだ。

はたして、危険運転というのはドライバーの運転状態や運転技術だけを指すのだろうか。
僕は、運転における危険というのは、それだけではないような気がする。
つまり、免停や免許取り消しになる人間というのは、そうなるだけの理由がある。

今回の場合だと、免許を取り消されたのは、酒を飲んで猛スピードで運転していたから、免許を取り消されたのだ。
危険な運転で、事故につながる行為をしていたから、検挙され、免許を取り消されたわけだ。

それにも関わらず、この男は失効中も、常習的にクルマを運転し続けた。
これは、本人が免許を取り消されたという罪の重さを自覚していないのだろう。
いや、わかっていても、本人にバレなければ大丈夫という気持ちがあり、どうせバレないという気持ちがあるんじゃないだろうか。
だから、どうせバレないなら、今さら飲酒運転してたって同じことだという気持ちがあるんじゃないか。

でないと、こんなことにはならないだろう。
そして、もしそうだとしたら、はたして危険運転というのは、運転技術だけの問題なのか、と僕は疑問に思うのだ。
危険な運転をしていて免許取り消しになった人間が、免許のないまま運転するというのは、その人間の思考そのものが危険運転じゃないのだろうか、と僕は思うのだ。

そんな危険な思考をしているから、免許取り消しでもクルマを運転するし、懲りずに飲酒運転する。
これは飲酒運転をしていたかどうかではなく、免許取り消しにも関わらず、クルマを運転し続けていたことが一番問題で、危険な思考なのだ。

もし、今回の事故が当て逃げでなく、人身事故によるひき逃げだったら。
この男から、アルコールが検出されなかったなら、はたして、どうなっていたろう。
単なる無免許運転による、自動車運転過失致傷罪と判断されたのだろうか。

だとしたら、あまりに自動車免許というのは軽視され過ぎていやしないだろうか。

どんな理由であれ、無免許であることを知っていて運転できる人間は、考え方が危険だ。
ならば、運転技術があろうとなかろうと、無免許運転は危険運転なのだ。
無免許運転が厳罰化されることを僕は望む。
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