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2013年05月18日16:12

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5歳が1人で乗れる理由

■5歳児転落、緊急停止のジェットコースターから
(読売新聞 - 05月17日 20:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2432831

今回、男の子のケガが大したことなくて、本当に良かった。

こうした記事を読むことで、皆それぞれがさまざまな感想を持つ。
そして、mixiの日記を拝見すると、男の子の母親を責めるの声も見受けられる。
事故の責任を問う声も見受けられる。

きっと、こうした声があるということは、今回の事故の中に教訓があるということなんだろう。

今回の事故は何故起こったか。

コースターの身長制限や年齢制限にも問題がなく、安全バーにも問題がないのだから、問題があったのは、男の子がバーをすり抜けて、立ち上がったことにあるのだろう。

つまり、男の子がいくら泣いていようと、怖がっていようと、バーをすり抜けて立ち上がりさえしなければ、事故は起こなかったはずだ。

今回事故に遭った男の子は、幼稚園の親子遠足で、王子動物園に訪れていたらしい。
隣に乗った子供が、この男の子の幼稚園のお友だちなら、思うに、この母親も友達同士で乗ってきたら、と男の子をコースターに乗せたんじゃないだろうか。
しかも、5歳から1人で乗れるコースターだから、滅多なことはないだろうと。

僕は、この母親が男の子を1人でコースターに乗せたことについては、責める気になれない。
何故なら、僕の息子も今年の11月で5歳になるが、もし息子が同じように親子遠足で来てたら、友達同士で乗せていたと思うからだ。

ただ、親としては、息子がもしコースターに乗るを嫌がっていたとしたら、無理には乗せない。
怖がって嫌がっているのを無理に乗せると、本人も楽しくないし、パニックになることもあるからだ。
あくまで、本人が楽しく乗りたいと思うならばだ。

そして、本当に大事なことがもう1つ。
それは、コースターに何故安全バーがついているか、ということ。
これはコースターと息子を固定するものだ。
これがあるから、コースターに安全に乗れるのであり、安全バーをすり抜けたり、立ち上がったりすれば、どんな安全な乗り物でも、危険な乗り物になる。
落ちてケガをするし、場合によっては死ぬことだってあるかも知れない。
だから、コースターに乗ったら、安全バーをしっかりして掴まるように、と息子に言い聞かせるだろう。

4歳、5歳といえば僕らから見れば、幼児かもしれないが、実は僕らが思っているほど、幼いわけでもない。
何故安全バーがついているか、ということをちゃんと説明すれば、5歳にもなれば理解するし、安全バーがすり抜けたり、コースターから立ち上がったりすれば、どれだけ危険かを説明すれば、ちゃんと理解する。

大切なことは、きっとここなんだろうと思う。
どんな乗り物や遊具でも、使い方によっては、危険な乗り物にもなるし、遊具にもなる。
だからといって、それは危険な物ではない。
決まりをしっかり守れるならば、安全に乗れるし、使うことができるのだ。

きっとこのコースターの年齢制限も、そこにあるのだろう。
5歳にもなれば、乗り物のルールをちゃんと説明すれば理解できるし、だからこそ身長に制限がなくとも、年齢は5歳からなんじゃないだろうか。

教訓は、きっと次に生かせる。
僕の息子に、この教訓を生かしたいと思う。
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