アンチエイジングばかりが人の美しさではない

加齢を華麗に！「美しさ」ピークが男女で4年も違うワケ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=154&from=diary&id=2425603

ハタチくらいの時、早く30歳にならないだろうか、と思っていた頃があった。
というのも、僕は昔から年齢より老けて見えがちで、自分が30歳くらいになれば、見た目と年相応くらいになるだろうと思っていたのだ。

今年39歳になるが、最近は歳より若く見られることが多い。
これは、もともと僕がスーツを着るような仕事じゃないのと、自営業のため、あまり社会擦れしていないからじゃないから、だと自分では思っている。

だが、僕が年齢より若く見られるからといって、それが魅力であるか、と言われるとそんなことは全然ない。
むしろ、人はその年齢に応じた、年相応の見た目があって、そこからあまりかけ離れた見た目であれば、いくら若く見られようと、魅力というのは、半減するのではないか。
そんな風に僕は思っている。

このコラムにあるように、男の魅力のピークがもし、34歳だとするなら、それはたぶん年齢と見た目のバランスが34歳前後が一番釣り合いが取れているんじゃないだろうか、と思うのだ。

だから、たとえ34歳を過ぎたって、魅力的な人はたくさんいるし、むしろ40歳を過ぎて、男としての魅力が存分に出る人だっている。
それは、きっとその人の生きざまが見た目となって表れ、それが魅力となり美しく見えるのだろう。

これは女性だって同じだ。
僕は女子中学生や女子高生は、化粧をする必要はないと思っている。
何故なら、化粧をせずとも、その年齢に応じた美しさがあり、化粧をすることで、いくらハタチ前後の見た目になったところで、その美しさには、年齢とのバランスが取れていないために、魅力は半減するような気がする。

女性は30歳くらいに美しさのピークを迎えるとしたら、女性にとって30歳くらいに年齢と見た目のバランスが一番釣り合いが取れている頃なだけなんだと思う。

だから、女性もその年齢、年齢で美しさがあり、魅力がある。
だから、アンチエイジングを考えるより、自分のその年齢に応じた美しさを考えることが、一番魅力があるんじゃないだろうかと思うのだ。

僕は、嫁と付き合って、もう7年になるが、7年前も今も変わらず、嫁に魅力を感じている。
それはその年齢、年齢でしか出すことのできない魅力なんだろう。