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2013年05月11日12:33

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尊敬と尊重は似ているが違う

ばあちゃん助産師直伝!今こそ見直すべき「パパの役割」2つ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=154&from=diary&id=2424157

パパの存在について。

昔、付き合っていた彼女の実家に遊びに行った時、そこの家のお父さんが、彼女に馬鹿にされたり、話を無視されたりしていて、とてもイヤな気持ちになったことがある。
何故、そうなんだろうと思ってみていると、彼女のお母さんが、お父さんに対して同じような態度を取っていた。

それを見て、ああそういうことか、と思うと同時に、仮に僕がその彼女と結婚することを考えたら、そのお父さんの姿は、もしかしたら未来の僕の姿なんだろうか、と思い、またイヤな気持ちになった。

父親の存在って。
その彼女にとっては、邪魔でしかなかったのだろうか。
彼女とお母さんが揃って、蔑むような目でお父さんを見る目は、まるで同じに見えた。

今、僕は結婚して、2人の息子の父親となっている。
嫁は、その時の彼女ではない。
嫁は、自分のお父さんをとても大切にしている。
それは、尊敬とは違う。
きっと、父親を尊重しているのだろうと思う。

父親であれ、母親であれ、またそれ以外の他人であれ、相手を尊重する気持ちというのは、とても大切だ。
相手の話をきちんと聞き、しっかりと受け止めること。
それを教育の中で、自分の娘に教えられた嫁の御両親は大変立派だ。

そして、相手を尊重する気持ちから、やがては相手を尊敬する気持ちが芽生える。
要は、相手を尊重することなしに、相手への尊敬の気持ちはあり得ない。
いくら、父親を尊敬しろと母親が子供に言ったところで、そこに父親を尊重する気持ちがなければ、父親を尊敬なんかできるわけがない。

だから、本当に子育ての中で、教えるべきは、相手を尊重するということなのだ。

父親の存在は、母親があってこその存在だ。
つまり、父親は母親を尊重し、母親は父親を尊重する。
その姿を日常の中で、子供たちに見せること。
これが大切なんじゃないだろうか。

そして、親は、自分の子供を尊重し、子供は、自分の親を尊重する。
ひいては、先生や先輩、目上の人、他人を尊重する。
そうした気持ちを日々の生活の中で親が子供に教えることが大切なんじゃないだろうか。

そして、その中から息子が尊敬できる存在として父親を選んでくれる。
そんな父親になれれば、と僕は思う。

尊重すること。
それはまず、会話することから始まる。
僕は、できるだけ嫁の話を聞くようにし、嫁は、できるだけ僕の話を聞くように夫婦の会話の時間を持つようにする。
その会話を息子たちが見ている。
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