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2013年05月09日16:58

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心筋梗塞のはなし

天海祐希、心筋梗塞…1週間以上は治療に専念
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=42&from=diary&id=2421734

今から、17年くらい前になる。

大学卒業して、実家から職場のある尼崎に一人暮らしして間もなくの、ちょうど今くらいの季節に、僕の母親も心筋梗塞で入院した。

夜、胃が痛くて、痛くてじっとしていられないくらいしんどかったらしい。
真っ直ぐに寝ることができないし、冷や汗というか脂汗が吹き出してくる。

そんな母親の様子を見て、横で寝ていた父親が病院に行こうと言い出した。
母親は、夜中だったので、とりあえず朝まで待ってから病院に行くからと渋った。
しかし、父親は母親の様子が気掛かりだったのか、何かイヤな予感がしたのか、半ば強引にクルマに乗せて、家から30分以上かかる救急病院に母親を連れて行った。

診断の結果、母親はその日から即入院となった。

心筋梗塞を起こしていたらしい。
病院の先生の話では、あの時、母親の話をききいれて、朝まで様子を見てたとしたら、おそらく母親は亡くなっていただろうということだった。

当に、父親のイヤな予感が当たったわけだ。

心筋梗塞や心臓発作というと、僕のイメージでは、胸が締め付けられるような痛みがあり、胸を押さえて苦しむというようなイメージがあるが、どうやらそうとばかりは限らないらしい。

僕の母親のように、心筋梗塞を起こしているにもかかわらず、症状が胸の痛みではなく、胃の痛みのように感じる人もいるらしい。
そういった場合、本人はまさか心臓とは、と思うので様子を見ようとして、手遅れになったりすることもある。

幸い、母親も手術などはすることなく、1週間くらいの入院で事無きを得た。
だが、その間は絶対安静で、僕が見舞いに行った時も、母親は点滴と人工呼吸器を着けられてベッドに寝かされ、動けない状態だった。

思えば、母親も心筋梗塞で入院した時、まだ47歳で、近くの高校の食堂でパートタイマーをし始めたばかりだった。
それまでずっと専業主婦だったのに、いきなりパートの仕事を始めて、本人は肉体的にも精神的にも、かなり疲れていたらしい。
病院の先生の話では、そうした疲れやストレスが心筋梗塞を引き起こす原因になったのかも知れないとの事だった。

だが、本当のところは判らない。
母親は、それまで心臓が悪いなんて言われたこともなかったし、それまでは元気にしていた。

あれから17年経つ。
母親は、64歳になったが、今は元気に生活をしている。
心臓のクスリは飲んでいるらしいが、今では倒れる前と変わらない生活を送っている。

もしかしたら、天海さんも、あの時の母親と同じような状態になったのかも知れない。
だとしたら、原因は判らないが、もしかしたら度重なるストレスや疲れが溜まっていたのかもしれない。

責任感が強い人ほど、休むことに罪悪感を感じたりする。
今回の舞台の降板は、天海さんにとっては、それこそ苦渋の決断だったろう。

だが良かったのは、今回大事に至らなかったことで、しっかり休養し、治せば、これからも天海さんの活躍が拝見できるということ。

お大事に。
1日も早く快復されますよう。
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