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2013年04月28日23:55

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大喜利カンファ 後日談

どうも。先日、うちの歯医者の『19周年記念食事会』が開催され(中途半端!)、勤務医師のS先生に「ヨメ子の苦労自慢独演中に、『葉桜さんはどんな顔をしているんだろう』と思って葉桜さんの顔を見てみたら、シカバネのような顔をしていて怖かったので、それ以上葉桜さんの方を見れなくなってしまった」といわれた葉桜です。

1人1つエピソードを話すように言われたので、私は就職して初めて「葉桜さんに感謝している」と言ってくれた患者さん、結城さん(仮名)の話をしました。

2012年1月13日更新 『新年 真面目な話』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1813661280&owner_id=16919268
あのころ私は結構本気で仕事を辞めるつもりだったのが、あのことがあったから、辞めるのをやめたといっても過言でないかもしれない。
まぁ、辞めなかったのが正解と思える日ばかりではないけど。むしろさっさと辞めるべきだったのかもしれないけど。
そして仕事を続ける事ができたのは結城さんのおかげというより、性悪アラフォーが辞めてくれたのが1番の理由だったけれども。

…しかし読み返してみると。


ヨメ子がミスをする→結城さんが気分を害す→それをクレーム→葉桜のせいだと勘違いが起こる→葉桜が謝罪→結城さんが訂正しに電話くれる→葉桜にお礼をいう。


何このピタゴラスイッチみたいな出来事。


まぁ、3年目を迎えましたが、葉桜はいまも仕事を続けています。
ではまた間があきましたが、日記を書いてみましたので、よろしければどうぞ。


Case1「大喜利カンファ」の後日談。

2012年11月11日更新 『大喜利カンファ』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1880171535&owner_id=16919268

いろんなコメント、ありがとうございました。
どれも実行にうつせていませんが、先日MAXイライラしたときに、適当なメモ用紙クチャクチャに丸めて捨てた後、棒読みで
「あー、やっべー。メモを丸めて捨てちゃったぁ。まあ、いいか。誰が見るわけでもないんだし!」とつぶやいたりしましたが、院長に聞こえたかどうかは分かりません。

んで、いまからするのはチャンスをみすみす逃した話。


院長「マイクロスポンジ(歯科材の名前)はどうした!」


使おうとした歯材がないらしく、院長大慌て。


院長「どこへやった!」


誰かが隠したとでも言うのか。


院長「歯材がどこかへ歩いていったんか!?」


誰もそこまで言っていない。


院長「仕入れた時にゴミと一緒に捨てたんじゃねんか!誰じゃ、仕入れ係は!?」


私だと知って言っているだろ、絶対!



私「ムカつく!ムカつく!ムカツクー!!」


昼休みの医局で絶叫してストレス発散。
慰めてくれるのは、心優しいパート助手、橋田さん(仮名)


私「あのクソ院長!お前のほうこそゴミと一緒に捨ててやりたいわ!」

橋田「あはは。でも、葉桜さん」

私「?」


橋田「『院長、ゴミ箱の中見なかったですか?』って言えばよかったんじゃないですか?」


!!!!!!!!!!!!!!!!

私「思いつかなかったぁ〜!言えばよかったぁ〜!!!もう日記読んでくれている皆様に顔向けられない!ごめんなさいっ!」

橋田「そんなに悔しがるとは…」

私「ギーーーーッ!ぐーやーじーいー!!」


ものすごく悔しかった。
己を叱咤し、リベンジを誓う葉桜であった。


Case2

私は院長のアシストについていた。


院長「(ポイッ)」

私「?」

院長「(ポイッ、ポイッ)」

私「???」


治療中に出てくるセメントなどのゴミを私のいる側の床へ捨てていく院長。


院長「こりゃ、何をぼーっと見とるか」

私「は?」

院長「しっかりキャッチせえ」


私は野球選手か。

よくも床にポイポイゴミを捨てておいて私を職務怠慢呼ばわりしたな。
ただでさえ汚い医院がもっと汚くなってもいいのか。


院長「何がなぁ!?」(標準語訳:何がだ!?)

私「へ?」

院長「何が野球選手なぁ!」


野球選手…そのフレーズをあなたが知っているという事は。

あら、聞こえた?

聞こえちゃった?

小さい声でツッコミしたつもりだったんだけど。

院長、意外と耳いいな。まわり、歯を削る音やバキュームの音で結構騒がしいのに。
アンタはI Phone5か。


院長「野球選手じゃねえわ、アンタはアシスタントじゃろうが!」


憤慨している院長。
二重例えツッコミをしている場合ではなかった。

しかしここで「すみませんでした!」と謝るつもりなどさらさらない。
極力『認めない』が基本ルールだ。
浮気と一緒だ。「妹だ」「常連客だ」としらばっくれろ。「あなたの聞き間違い」の方向にに持っていく。


私「野球選手って何でスか?」


『そんなこと言っていません』ではワザとらしすぎる。


院長「いま自分で言ったろうが!」

私「そう聞こえました?」

院長「この距離じゃ!聞こえるわ!」

私「いや、『そんな風に』聞こえました?」

院長「・・・・・・・・・っ」


よっしゃ、黙らした。

あとは、たたみかけ。
小さい声で、含み笑いで。


私「野球選手て…(笑)」
私「ププ…ウマい…(笑)」
私「ノイローゼじゃ…?(笑)」
私「や〜きゅう〜♪ すーるなら〜♪ こ〜ゆ〜具合にしせしゃんせ〜♪」


院長「ブ、ブツブツ言うな!違うように聞こえるんじゃ!」


言っておくが、私は『野球選手なんて言っていません』とは一言も述べていないので、嘘はついていない。
まぁ、別に聞こえたところで構わないんだけどね。

かつて休憩室で「こんな歯医者ツブしてやるー!」と叫んだら、院長がまだ診察室にいたとか
診察室で同僚さんとヨメ子のモノマネをして遊んでいたら、真っ暗になった待合室にヨメ子がいたとか(節電か!電気つけろよ!聞かれてなかったとしても怖いから!)あったし。


院長よ、小さなツッコミが1回聞こえたからっていい気になるんじゃない。
君は知るまい。
お前が最初に書け書けとうるさい、診察メニューのメモ紙の裏側に
「呪いあれ院長」「ヘッポコドクター」「やかましんじゃ、ベロとれろ」と私が書いていることを。



先日、この話を昼休みに同僚さんに聞いてもらった。
同僚さんは「ベロとれろ、いいね」といって笑ってくれた。

そしてその日の午後一の診療。
私はメニューの裏にペンを走らせた。

『聞いてたな』
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