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2013年04月23日12:38

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靖国と神社

■中韓と摩擦再燃=北朝鮮戦略に影響も―靖国問題
(時事通信社 - 04月22日 21:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2404035

神社とは、神がいらっしゃる社のことだ。
そして、日本にはたくさんの神社があり、それぞれの神社には、それぞれ違った神様が祀られている。
神道の国である日本には、八百万の神様がいらっしゃる。

この神道における神様というものが、はたして中国や韓国には理解できるのだろうか。

基督教やイスラム教では、神は唯一神だ。
神道のように神がたくさんいるわけではない。
また、仏教にしても、人間は死んでも、神にはならない。人間は死ぬと仏になる。
神と仏とは別のものだ。
だが、神道はちがう。
神道の場合、人間が死んでも場合によっては、神として祀られることがある。

有名な天神さまは、菅原道真のことだ。
彼は、失脚し大宰府に左遷され、そこで憤死した。
その後、京都では落雷や皇族の不幸が相次ぎ、菅原道真の祟りだと恐れられた。
その菅原道真の霊を鎮めるために、道真公を天神さまとして祀って建てられたのが、天満宮だ。

実は僕も、大学受験の前に、北野天満宮に御詣りに行った。
天神さまは、学問の神様として有名だ。
だが、こうした願掛けの目的によって、詣る神社を変え、神様を変えるというのは、唯一神を信仰する人には理解できないことだろう。

靖国の話をする。

靖国神社には、戦没者が祀られている。
それは太平洋戦争だけではない。
戊辰戦争の戦没者だって祀られているし、日清、日露戦争の戦没者だって祀られている。

但し、戦没者は総てというわけではない。
官軍として戦い、亡くなった人が祀られているのだ。
だから、西南戦争で戦死した西郷隆盛は祀られていない。
彼は、官軍と戦った反逆者だからだ。
逆に太平洋戦争では、日本人以外の戦没者も祀られている。

問題は、ひとつは神社という性質上、天皇を抜きにしては考えられないこと、特に靖国神社の場合、官軍とは、天皇を旗印にした方を指すことだろう。
それが、中国や韓国から見ると、軍国主義を思わせるのだろうか。

そして、もう一つは、靖国神社には、太平洋戦争でのA級戦犯も祀られているということだ。
これは、中国や韓国から見ると、A級戦犯を神と崇めることにより、太平洋戦争そのものを美化している。
故に、日本人は反省していない、となるのだろう。

これが8月15日の靖国神社参拝を難しくしている。
8月15日に詣るというのは、靖国神社に祀られいる人の中でも、特に太平洋戦争での戦没者を指し、その中にはA級戦犯も含まれているからだ。

だが、そもそも戦争における、戦犯とは何だ。
すべては、戦争に勝った国の理屈ではないか。
日本人だって、太平洋戦争では何の罪もない一般人が虐殺された。
日本から見れば、その行為だって戦犯に当たる。

そもそも今回の春季例大祭は、今の日本の礎を築いてくださり、そのために尊い命を落とされた、すべての戦没者に対してのものだ。
そうした方に対して敬意を表し、戦没者の霊を鎮めるというのは、日本の文化なのだ。

そして、公人ではなくあくまで私人で参拝しているというなら、マスコミはいちいち細かく報道しなくとも良いような気がする。
こうした神道の文化を理解していないのなら、報道すれば、それが中国や韓国の耳に入り、揉め事になるのはマスコミだってわかるだろう。

僕らが個人的に靖国神社に参拝しても報道しないように、議員だって私人で参拝するなら、それは僕らが参拝するのと同じだ。
いちいち細かく報道して、摩擦がどうのこうのと書くのは下品じゃないだろうか。
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