価値観は合わせるのではなく、受け入れるもの

合わせておきたい、恋人との価値観ランキング
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僕はO型のせいか、人に合わせるのが上手いというか、苦じゃない。
だから、大抵の価値観の違いは受け入れることができる。

また、前にも日記に書いたが、自分と全く同じ価値観の相手なんて、面白くもなんともないと思うのだ。
自分と違った価値観があるからこそ、その相手に興味を持ったり、その相手に魅力を感じ、相手をもっと知りたいと思うんじゃないかと思うのだ。

そう考えると、価値観というのは相手に合わせるというより、違った価値観であってもそれを受け入れられるかであり、それが相手を好きであるということのような気がする。

そんな僕だが、これだけはどうしても合わせておきたいという価値観が一つだけある。
それは、倫理的な部分での価値観だ。

昔付き合っていた女性で、クルマでドライブしている時に、突然窓を開けて、ゴミを窓から投げ捨てた女性がいた。
僕は、ビックリして何故そんなことができるのか、訊いてみた。

するとその女性は、別にこのあたりは自分の住んでる町の近くでもないし、他にゴミをポイ捨てしている人もいるんだし、これくらい別に構わないじゃないか、と言った。

僕は、それを聞いてあまりの倫理的な価値観の違いに、凄くイヤな気持ちになったのを憶えている。
結局、しばらくして別れたが、おそらくそこの部分での価値観の相違を我慢したままでは、長くは続かなかっただろうと思う。

こればっかりは、生まれた環境から育った環境も違うわけで、その育った環境の中で構築される倫理的な価値観であるわけだから、どうすることもできない。
そして、倫理的な価値観だけは、自分の価値観とかけ離れていると、我慢できるものでもなく、価値観の違いに対して相手の魅力をどんどん無くしてしまうのだ。

そういう意味では、今の嫁とは倫理的な価値観だけは、自分と同じだ。
今、息子が2人いるが子育てをする中で、倫理的な価値観が同じであることは、とても大切なことだと痛感している。
その価値観の中で息子は、育っていくのだから。