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2013年04月11日18:10

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熱血≠頭に血が昇っている状態

■元Jリーガー逮捕…中2を蹴り両腕骨折させる
(読売新聞 - 04月11日 15:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2390991

4歳ともうすぐ2歳になる息子がいる。
この二人の息子だが、最近よく兄弟ケンカをするようになった。
最初は玩具の取り合いから始まるのだが、だんだんとエスカレートして、叩きあいのケンカになる。

どちらかというと、弟のみのりくんのほうが気が強い。
先に手を挙げるのは、みのりくんのほうだ。
もちろん、お兄ちゃんのはるちゃんも、やり返す。
だが、お兄ちゃんに叩かれても、弟のみのりくんは泣かないで、やり返してくる。
最終的には、仲直りして一緒に遊んでいるのだが、最近こういった光景をよく見かける。

そのことで先日、嫁と話をする機会があった。
はるちゃんに、いくら叩かれても泣かずにやり返してくるみのりくんは、強いなぁって話だ。
だが、嫁に言わせるとそうじゃないらしい。

つまり、はるちゃんはみのりくんにやられて、怒っているように見えて、実は本気で頭に血が昇っているわけではないらしい。
だから、みのりくんを叩く時も、本気でやり返さず手加減している。
もちろん、みのりくんはそんなことを知らないから、本気ではるちゃんにやり返す。
はるちゃんはそれを我慢しているのだ。

はるちゃんは、自分がお兄ちゃんで、みのりくんとは、圧倒的な力の差があることを知っていて、本気でみのりくんを叩いたり蹴ったりするとどうなるのかを知っているのだ。

4歳の子供だって、年下の子供とのかかわり合いの中で、それくらいはわかっていて、うまく手加減して付き合っているのだ。
何故、30歳も越えたいい大人が、自分の力加減もわからないのだろう。
しかも彼はただの大人ではない。
子供達の指導者という立場なのだ。

両腕を骨折したということは、これは想像だが、おそらくこの指導者の蹴りに対して、身を守ろうとして両腕で蹴りを防ごうとしたのではないか。
だとしたら、この指導者は、腹や顔を狙って蹴りを入れたことも考えられる。
仮に腕の骨が折れるような蹴りを、腹や顔に受けていたとしたら。
想像するだけで、ゾッとする。

自分の蹴りがどれだけの威力があるか、この指導者はわからなかったのか。
それとも、わかっていたが頭に血が昇っていて、ついやってしまったのか。

それが熱血指導というなら、この指導者は指導者失格だ。

熱血と頭に血が昇っている状態とは違うのだ。
その違いがわからず、勘違いした指導者が行う体罰は、単なる暴力行為だ。
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