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2013年04月06日00:08

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兜岳・鎧岳に登ってきた

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4月4日、奈良県曽爾高原にある兜岳と鎧岳に登ってきた。
前日には追突された影響でか腰がかなり痛かったので行けるか心配だったのだが、なんとかいけそうな感じだったので行くことにした。オレたち夫婦にとっては今シーズンの山開きである。

ちなみにこの山にした理由であるが、まず一点はひるねが武器の名のつく山に登ることにある種のこだわりがあり…と言っても今までに登った山は槍ヶ岳のみなのであるが…槍と鎧兜があれば戦えるという理由。ちなみに最終目標は剱岳。
もう一点は、この曽爾高原は高校時代の吹奏楽部で合宿に来た思い出の場所なのである。冒頭の写真が鎧岳なのであるが、当時はそんな名前も知らず、その天を突いてそそり立つ姿に野郎の部員一同は「勃起山」と呼んで畏れ敬ったのである。
大人になって山登りを再開し、あの勃起山が鎧岳という名であることを知り、いずれは登りに行かねばと思っていたのである。なるほど、山腹の絶壁の柱状節理の岩肌が鎧の胴に見えなくもない。良い名ではないか。
そんなわけでゴー。


堺を7時に出発、針テラスで柿の葉寿司を購入して曽爾高原を目指す。
曽爾の郵便局の前に車を数台置けるスペースがあり、そこに駐車する。9:20曽爾郵便局を出発。兜岳の登山口まではしばらく舗装道路を歩く。バスもないではないが、2時間に1本しか来ない上に途中から山の方へ分岐する峠道へは行ってくれないので歩いた方が早い。

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新岳見橋から望む兜岳と鎧岳。
こうして見るとなだらかな兜と険しい鎧というイメージだが、実際に登ってみると逆に兜の方がよっぽど道が急峻で驚かされる。

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舗装道路を歩くこと1時間、登山口の延命地蔵に到着。
沢沿いの道を登っていき、やがて岩だらけの急登になる。これがほんとに急な坂で、張られているフィックスロープにつかまらねば登攀できない個所もある。
標識は要所要所に立てられているし、目印もこれでもかとばかりにつけられている。道に迷う心配は少ない。

ゼエゼエいいながら登ること約1時間、兜岳(920m)に登頂。
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林の中の山頂で、あまり展望がきかない。
山頂から少し下ったところからは鎧と曽爾高原が見えた。
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兜から逢坂峠まではまたもや急な下り。例によってロープに頼らねばならない個所も多い。
また、笹や草木が生い茂っているためあまり高度感はないが、逢坂峠へ下る尾根道は右側がスッパリ切れ落ちた断崖絶壁の真上の道だ。不用意に足を踏み外したが最後、崖下へア〜レ〜である。くわばらくわばら。

兜岳から30分で逢坂峠に到着。そして兜岳の登り下りとは雲泥差のおだやかな道を登って30分で鎧岳(894m)山頂に着いた。

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下から見上げた姿から想像もつかない穏やかな山頂。東には倶留尊山が見える。

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山頂から少し南側の方に下ると危険進入禁止の看板が。この先があの柱状節理の絶壁なのだろうか。

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山頂の三角点の上に座り、針テラスで買ってきた柿の葉寿司を食う。美味い。

山頂で20分ほど休憩し、下山の途につく。
人工林の中の九十九折りの急斜面の道。大きな岩や木の根などはないが、足元の土が粘土質で柔らかく、すべって歩きにくい。足を踏ん張るので親指に負荷をかけすぎてしまった。

山頂から1時間ほどで元の郵便局前に帰ってくる。
車道に戻った時、通りかかった車の老夫婦から「赤目四十八滝に行くのはどう行けば」と道を尋ねられる。知ってる範囲で答えたが、どこから見ても余所から来た登山者になぜ聞いたのか。もっと地元民っぽい人はいなかったのか。無事に赤目に行けたのかどうか気になるところである。

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その後、曽爾高原温泉のお亀の湯に汗を流しに行く。風呂上がりの地ビールソフトクリーム美味ぇ。
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