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2013年03月25日13:39

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愛はお金に勝るのか?

愛とお金、結婚に大事だと思うのはどっち?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=93&from=diary&id=2369420

以前に、何度か日記に書いたことがあるが、僕は、大学を卒業をし就職してからの10年間は、本当にお金がなかった。

仕事といっても、所謂弟子入りみたいなものだったので、給料があるだけ有り難いもので、給料が安いなんて言える環境でもなかったし、そんな身分でもなかった。

毎月給料を貰って、家賃と光熱費、それから年金や国民健康保険料などを払うと、手元に残るのは3万余り。
その中から食費を出したら、ほとんどお金は残らなかった。

それでも、当時は付き合っている女性がいた。
お金がなくとも、それなりに楽しかったのだが、やはり当時の僕の収入では、彼女に対して結婚を切り出すことはできなかった。
また、彼女のほうも僕との結婚は考えてなかっただろう。

僕がこんな安い給料でも、仕事を続けてきたのは、僕には開業という目標があったからだ。
当時の僕には、その目標はいつ達成できるかわからない。
目標というより夢に近かったかもしれない。

一度付き合っていた女性が言っていたことがある。

"私は結婚したら家庭に入りたいから、ある程度甲斐性がない男の人じゃないと、結婚できないし、いつまでも夢みたいなことを言って現実を見ない人とは結婚は考えられない。"
と。

彼女のこの言葉は、結婚を考える女性の意見としては、極めて現実的なんだろうと思う。
女性が結婚相手を選ぶのに、相手の収入を気にしないはずがない。
だが、当時の僕には、その彼女の言葉は、本当に辛かった。

僕が今の嫁と出会った頃。
僕にお金があったかと言われれば、決してそんなことはない。
むしろ、30歳を過ぎても貯金はなかったし、普通の女性なら、僕なんか選ぶ人はいなかったろう。

そんな僕が嫁との結婚を考えるようになったのは、彼女が僕の開業という夢を一緒に追いかけようとし、支えてくれたからだ。
まさに、自分の人生におけるパートナーを見つけたような気がしたからだ。

僕は彼女と出会って、1年後に開業した。
そして、さらに開業して1年後に彼女と結婚した。
今、開業して6年になろうとしているが、僕がなんとか今の仕事でここまでやってこれているのは、嫁の支えがあったからだと感謝している。

もちろん結婚には、お金は大事だ。
だが、もしお金より大事なものがあるとするなら、それは、その相手が自分の人生のパートナーとして、支え、支えられてやっていける相手がどうかということではないかと、僕は思うのだ。

それが相手への思い遣りであり、言い換えれば、相手への愛なんじゃないだろうか。
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