アフター８寄席vol.3

　夜８時からの落語会、アフター８寄席へ行ってきました。前回よりも客入りは厳しかったのですが、はじめから笑い声も多く、会の雰囲気はええかんじ。

　鉄瓶さんは自作の私落語「テープレコーダー」、中学生の時に母親のいびきを録音し、修学旅行で流したところ大爆笑で、という噺。両親のキャラも良く、面白かったです。

　三金さんはデブネタのマクラからデブの奥野君がまきちゃんに惚れられる「デブのお肉に恋してる」。観覧車が傾いた上に曇ったり、ジェットコースターの安全バーが下りなかったりとデブネタてんこ盛りの傑作です。

　三風さんは国技館での断髪式に参加したこと、無名の力士は親方やお世話になった人に切ってもらうことが多いということというマクラから、力士の断髪をすることになった散髪屋さんの噺「下町の散髪屋さん」。断髪式に参加する商店街のアクの強い面々がおもろい。全体を通じてのしんみりした空気感も良かったです。

　塩鯛さんは単調な「天狗裁き」を、カミカミながら、登場人物のキャラ分けがクッキリしていて、最後まで全く飽きずに聴けました。今まで聞いたのは家主のパート辺りでダレてしまっていたので、これはスゴい！

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平成25年3月21日(木)
アフター８寄席vol.3＠天満天神繁昌亭
演目：
１．笑福亭鉄瓶「テープレコーダー（鉄瓶作）」
２．桂三金「デブのお肉に恋してる（三金作）」
３．桂三風「下町の散髪屋さん（三風作）」
４．桂塩鯛「天狗裁き」