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2013年03月18日22:54

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ストーンズの故郷 英国ダートフォード

ビートルズの故郷はロンドンから300キロのリバプール。
そしてストーンズ、ミックとキースの故郷はダートフォード。
ロンドン南東部26キロに位置する電車で45分の場所。
ここがストーンズのミック・ジャガー、キース・リチャーズ
が生まれ育った場所である。過去ロンドンは何十回も行った。
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しかしながらリバプールには行ったことがあったのに
ここダートフォードは、ロンドンからそんなに遠くない為
いつでも行けるという気持ちが強かったのだろう。

ミックとキースの故郷には、出かけたことがなかったのである。
しかしながら今は独身の頃と違い子育て中の身である。
行けるときに行けなければ後悔してしまうだろう。
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2012年11月29日、ストーンズ・ロンドン公演
最終日の前、午前中の時間を利用しての一人旅に出た。
ダートフォードへはチャリング・クロス駅から国鉄で出発。
プラットフォームのダートフォードの文字が眩しい。
電車に揺られること40分、いよいよ次の駅はダートフォード。
住宅街が見え、工場がある工業都市でもある。
また戦時中はドイツ軍の爆撃が酷かった場所でもある。
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そして、ついにやって来た。ストーンズの故郷。
この駅、ダートフォードで顔なじみだった2人が
十代になってからの再会。ブルースやチャック・ベリーの
レコードを持っていたミックにキースが声をかけたのが
ストーンズの始まり。ギターに夢中だったキースが
ブルース好きのミックと意気投合。バンドを組むことに。
そしてブライアン・ジョーンズが加わりストーンズの
母体が出来上がったのだ。
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駅からは徒歩では聖地巡りは時間的に絶対無理。
タクシーをチャーターして、ミック、キースの実家を
回ることにした。タクシーの運転手さんもいい人で
最初に訪れたのは2人が生まれた病院から。

ミックは1943年7月26日、キースは同年12月18日
この病院で生まれたのだ。ここが生誕の地。
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駅のプレート                   リヴィングストーン病院
次に訪れたのはキースが2番目に住んだ家。
タクシーの運転手のアドバイスでストリートの名前が
入った場所を撮影すると写真に関連が出て後で
整理しやすいよとのこと。なるほど。親切な人だ。
この家の右側の区画がキースの住んだ家。
ここでギターに夢中になっていたのだ。
6 Spielman road,Temple Hill
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                     この建物右側部分がキースの家
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玄関から右側の様子                 玄関から左側の様子
キースの家から左右の通りはこんな感じです。

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ここから距離は遠くなるが次に案内されたのが
ミック・ジャガーが2番目に住んだ家で高級住宅街である。
最初の家が手狭になったため、こちらに引っ越したのだ。

幼馴染のころキースとミックの家は近かったが
キースの実家からは、かなり遠くなってしまったのだ。
24 The Close Wilmington,New Lands
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そして次はミックの実家へむかう。何度も写真で見た
本物のミックの実家だ。築130年ぐらいという。
現在は売りに出されており、タクシーの運転手から
購入することを勧められました。ミックの生家です。
39 Denver Road
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2人が通ったウェントワース小学校は校門が閉まっており
校門から中の様子を伺うことに。ここに通っていたのです。
James Road
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そしてキース・リチャーズの実家に行くことに。
現在は花屋さんになっており、キースが生まれた
頃は第2次世界大戦でナチスの爆撃を受け家も
被害を受けたそうである。キースは2階に住んでおり
時折ここを訪れるそう。キースが来たときの写真を
見せてもらいました。ミックの実家に近い場所にあります。
33 Chastillian Road
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そして最後に向かったのはミックが通っていた
ダートフォード・グラマー・スクール。Westhill
ここの学校の敷地内にミック・ジャガーは子供たちが
芸術や音楽、舞台で活躍する人材育成普及に役立てたいと
ミック・ジャガー・センターを設立しました。
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センターにはミック・ジャガーが
「私はダートフォードに帰ってきた」と書かれたサインや
ゴールドディスクなどの展示物も飾られています。
自分が生まれ育った故郷に、人材育成の場所を設ける
事になったのです。
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前列右がミック                   後列右がミック       
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私が一番好きなミック・ジャガーの言葉です。
「自分の生まれ故郷を誇れない人間は愚かである。」
一通り中を見学させてもらうとなぜか初来日公演時の
スタッフジャンパーも飾られていました。
これにはびっくり。そしてゆっくりと駅に向かう。

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およそ3時間。ゆったりとしたストーンズの故郷
初訪問の旅。この煉瓦づくりの家が立ち並ぶ街で
生まれ育ったんだな。会う人も皆いい人ばかりで
親切に観光案内してくれた運転手さんにも感謝。
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およそ50ポンドほどの料金が必要でしたが
初めてきたストーンズの生まれ故郷。2人が再会した駅
ダートフォードへ再び向かう。ここが運命の場所。
およそ50数年前、2人の天才が出会った場所がここ。
ストーンズと同じ空気を感じることに感謝しながら
ダートフォードを後にしました。
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この駅にミックとキースの銅像を建てる計画があるそうです。終わり
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追伸 この駅の2番ホームでミックとキースが出会い、
ストーンズがスタートすることになった場所として
歴史的な史跡としてプレートが設置されることになりました。

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