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2013年03月11日18:46

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地震の起こる確率は?

地震予知否定派は多いが「やめたら進歩しなくなる」と研究者
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=2353582

僕は京都に住んでいるが、例えば京都で大地震が起こる確率と言われれば、これは100%だ。
何故なら、期限を決めなければ、地球がある限り、いつかは大地震は起こるだろうからだ。

では、期限を決めればどうなんだろう。
例えば、今後30年の間で、または10年の間で、いや明日、大地震が起こる確率と言われれば。

これは、今後30年の間であろうが、10年の間であろうが、明日であろうが、その確率は常に50%となる。

つまり大地震が起こるかどうかと問われれば、答えは起こるか起こらないしかない。
二つに一つしかないのだから、確率は常に50%なのだ。

僕は、予知の話をしているんじゃない。
地震とはそんなもので、いくら予知の精度が上がったとしても、その精度が100%にならない限り、地震の起こる確率は、常に50%なのだ。

僕は、予知の研究については否定をするつもりはない。
ただ、研究によってまちまちになるような地震が起こる確率を、わざわざパーセンテージにして発表する必要があるのか、と思うのだ。

もちろん、研究の成果として報告をしないことには、予算が下りないということがあるのだろう。
だが、パーセンテージとして発表し、メディアに乗って僕らの目に触れるからには、発表した研究所やマスコミは、その発言に責任を持つべきなんじゃないだろうか。

もし、5年経っても、東京で首都直下型地震が起こらなかったら、研究所やマスコミは、この予知についてどう言うのだろう。
残りの30%の確率が当たっただけで、外れたわけでない、とでも答えるのだろうか。

これならば、僕が4年の間に東京で大地震が起こる確率は、50%だと言っているのとそう変わらない。

地震だけでなく、災害というのはいつ起こるかわからない。
もし、東京で首都直下型地震が起こったら、一体どうなるか、を考えるのは大変有意義だ。
災害の規模や被害状況を予測し、それを知ることで対策を練ることができる。

だが予知に関しては、その精度が100%になるまでは、安易にマスコミも報道しないようにするべきなんじゃないだろうか。
でないと、変に不安感を煽るだけのような気がする。

つまり、4年の間に東京で首都直下型地震が起こる確率が70%であろうと、28%であろうと、0%でない限りは、地震が起こる可能性は変わらないのだ。
そして、その精度が100%じゃなかったら、一般の人にとって、大地震はいつ起こるかわからないものとして、常に対策を考えておくべきだ。

そして、そうした対策に予算を割くことのほうが、一般の人にとっては大切だったりする。
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