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2013年03月01日18:12

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本当に大切なこと

■小5自殺、学校統廃合を市は「予定通り実施」
(読売新聞 - 03月01日 13:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2342251


ゆうべ、スマホで撮った写真を整理していたら、一枚の写真が出てきた。
それは、去年の11月に僕たちの息子であり、家族である、1歳のみのりくんが入院した時の写真だった。

みのりくんは、去年の11月に原因不明の高熱が出て入院した。
検査の結果、ウイルスは発見されなかったのだが、肝機能の数値が思わしくなかった為、数値が下がるまで入院することになったのだ。

写真は、その時に撮ったものだ。
みのりくんは病室の中で点滴に繋がれていた。繋がれたチューブはみのりくんの腕に、腕には、みのりくんが点滴のチューブを外さないよう、包帯がグルグル巻きに巻かれていた。

みのりくんのこの姿を見た時、僕はできることなら、みのりくんと替わってやりたいと思った。
そして、帰りのクルマの中で、みのりくんのことを思うと、涙が出てきた。

みのりくんが入院している間、嫁はみのりくんと一緒に病室で寝泊まりし、僕はみのりくんのお兄ちゃんである、4歳になる長男のはるちゃんと家で一緒に寝た。

はるちゃんが生まれ、みのりくんが生まれ、僕たち家族は4人になった。
そして、楽しく4人で毎日を過ごした。
僕にとっては、そんな生活が当たり前だと思っていたし、ずっとそんな生活が続くものと思っていた。

だが、そんな当たり前の生活は、家族みんなが元気であってこその生活で、それは幸せなことだったのだ。
僕は、家族がバラバラになったあの日、そんなことをふと思った。

それははるちゃんも同じで、はるちゃんは、僕と一緒に寝る時、布団の中で、僕と一緒に、みのりくんが早く元気になって家に帰ってくることを神様に祈っていた。

あの時のことを思い出すと、僕は命のことを考える。
親は、自分の命に代えても、子供の命を守りたいと思う。
それは、子供の命の重さがそれだけ重いということだ。

僕は、死ぬのが怖いし、まだ死にたくない。
そんな僕でも、自分の命に代えてもはるちゃんやみのりくんの命が大切なのだ。
そんな大切なはるちゃんとみのりくんの命の重さ。

それを2人の息子にしっかりと伝え、教えることは、僕たち両親の仕事だと思っている。
確かに、息子たちの命は、息子たちのものだ。
だが、その命は、決して息子たちの自由にできるものではない。
その命が無くなることで、悲しむ人がいる限り、命の自分のものであって、自分のものでない。

このニュースを聞いた時、僕は、学校の統廃合云々より、自殺した少年が、あまりに命というものを軽く考えているような気がして悲しかった。

本質は、命を断てば自分の要求が通るということではなく、その命の重さというのを子供たちにしっかりと伝えることじゃないんだろうか。

死んだら、もう命は還ってこない。
そこでもう終わりなんだ。
パパやママともう一緒に過ごすことはできないし、会えないんだ。
だから、パパやママは命に代えてもキミたちの命を守りたいと思う。
それは、命というのは無くすともう還ってこないからだ。

だから、命は大切にしよう。

今、僕たちの息子、はるちゃんとみのりくんは元気に毎日を過ごしている。
2人には、命の重さや尊さをちゃんと伝えていきたいと思う。
こんな悲しいことが起きないように。
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