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2013年02月26日13:37

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最も怖い存在

 酒は大好きだった。お猪口がコップになって、やがてドンブリになって、気がつけば日本酒2升くらいは飲んじゃってたな。

 江戸中期創業の酒造会社が、安い酒に高級品のラベルを貼ったりして、社長は、「味に大差はなく、問題ないと思った。」と話したそうだ。

 老舗だから、何となく、客よりも偉くなったような錯覚に陥ったか?奢りにも似た気持ちが、無意識のうちに芽生えて、客を見下してしまったのかな?

 そんな気持ちって、必ず表情にも表れてくるよな。

 社長の顔は、真剣さ、誠実さや清々しさの欠片もない、醜い顔になっていたんじゃないのかな?

 だけどさ、こんな弱くて、醜くて、危い心って、誰の心の中にも潜んでいるって気がするんだ。

 それこそが、人間にとって、最も怖い存在なんじゃないかな?って俺は思うよ。



■安い酒に「大吟醸」ラベル…社長「味大差ない」
(読売新聞 - 02月26日 08:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2337315
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