大阪にはまったく呼ばれない(本人談)志らくさん、京都での独演会も年に1回、そうそうに売り切れていたのですが、キャンセル待ちで1枚確保できました。150人のキャパの会場は満員、次回はキャパを大きくされるとのことです。開演前のトイレで桂佐ん吉さんに遭遇、他の噺家もいたかも。
開口一番のらく人さんは「書割盗人」でしたが張り出されたネタ帳には「だくだく」。東京では名前が変わるのかな?上方落語の「書割盗人」とは違い、所作が端正なのも関東風?
志らくさんの1席目は談志さんの想い出、5代目圓楽さんや5代目小さんさんとのことなどから「粗忽長屋」を。口跡も気持ちよく、長屋の粗忽な住人に爆笑。熊の奴は才能の無いヘレンケラーみたいな奴なんだ、とかのクスグリもパンチがきいていました。
仲入り後の2席目は「らくだ」。らくだの死体にかんかん踊りをさせる場面では死体が見えるような表現力でした。酒を飲んだくず屋の変わりっぷりも見事。
次回は来年の2月16日。また行きたいです。
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平成25年2月24日(日)
立川志らく独演会@護王神社内護王会館
演目:
1.立川らく人「だくだく」(開口一番)
2.立川志らく「粗忽長屋」
仲入り
3.立川志らく「らくだ」
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