若い時というのは、なぜか自信がある。
色んな事ができなくても、そんなに怖くない。
むしろ努力すれば何でも簡単にできると思ってる。
本気で努力した事がある事には限界を感じる事ができるけど、そうじゃない事には無限の可能性を信じて疑わない。
ちょっと本気意を出せば、世界一のF1レーサーにだって勝てる気でいたし、世界一の大天才にもIQで勝てるつもりでいた。
喧嘩だって、殺すなら殺せ!その代わり息の根止めとかないと後で100倍にして返してやる!
って、本気で思ってた。
だから負ける事は怖くなかった。
ちっぽけな、たったの一個体の人間なのに、精神や生き様は誰にも曲げる事ができない俺様だと思ってた。
ん?それは今でも一緒か?笑
人間、いつ死ぬか分からない。
明日、交通事故で死ぬかもしれないし、スーパー長生きしてギネスに認定されるかもしれない。
明日死んだら、もっと生きたかったって後悔するかな?
って良く考える。
いや、厳密には死んだら考える事ができないから、死ぬって確信したら……が正しいか。
まだ子供が小さいから、まず金に困るだろうなと思う。
そして父親がいない事で何らかの歪が生じるかもしれないと思う。
子供の事を考えると、おちおち死ねないという事だ。
いなければいないで、案外そんな大げさな事にはならないかも知れないが、それは自分がいる未来と、いない未来を同時に比較する事ができないからそう思うのであって、実は大きな差がそこには生じるはずだ。
少なくとも、今、自分は生きている。
ちょっと偉そうに歩いてみる。
俺は怖いんだぞ!と昔のようなイメージで歩いてみる。
周りから見れば単に変なオッサンに見えるだけかもだが、なんとなく自信が戻ってくる。
ちっぽけな自分ができる事ってなんだろう?
しなくてはいけない事に追われて、何がしたいか?が分からなくなった人生が楽しくなくなったのかもしれない。
親としての責任、社会人としての責任、そういうモノからは逃れられない。
しかし、それを持ったままでも、もっと自由に生きる事はできる。
責任は拘束衣ではない。
もっと環境を楽しまないと。
若い時の、何の根拠もない漠然とした自信は、あまり良いものではない。
他人がバカに見えたり、努力する人がバカに見えたりするからだ。
ただ、経験を積んだがあまり、謙虚になりすぎて、現実を見過ぎて、自分を過少評価し、その結果伸び率が悪くなる事はもっと悪い事だと思う。
根拠のない自信。
たまにはいいじゃないか。笑
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