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2013年02月25日04:18

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民主党綱領を読む。(駄犬メモ)

■民主、初めて党綱領…政治理念への対応あいまい
(読売新聞 - 02月24日 20:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2335626
党綱領を読む。
全文は以下
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=11399914&id=1893869927
ついでにイチャモンでもつけてみよう。

抜粋した党綱領本文は『』書き。
『しかし、経済の長期停滞、少子高齢化、人口減少による国力の低下に加え、新興国の台頭等による国際環境の変化は国民に長期にわたる閉塞(へいそく)感と不安感を与えている。』

民主党政権時に、何らの景気対策を行なわかったという事実を無視している。

『このような状況下で発生した東日本大震災及び原子力発電所事故は、未曽有の被害をもたらし、私たちに生き方や、科学・技術、物質文明のあり方までも問い直している。 』

福島第一原発の事故が最悪の形になった要因は津波対策の不備と菅元首相の「人災」であった。ゆえに『発生した』ではなく、『民主党政権が発生させた原子力発電所事故』と直す。

『大きな変革期を迎えた今、公正・公平・透明なルールのもと、生きがいを持って働き、互いに負担を分かち合う持続可能な社会を再構築しなければならない。そして政党と国民が信頼関係を築かなければならない。 』

民主党政権当時、行政刷新会議が内閣府設置法の改正なしに設置されたこと、また事業仕訳自体がいかなる基準、価値観に基づいてたかは不透明なままである。

『再構築』というが、いつを基準にして『再』なのだろう?小泉以前、以後という意味であろうか?
あるいは民主党政権時、それ以後という意味であろうか?

【私たちの立場】
『 我が党は、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ。同時に未来への責任を果たすため、既得権や癒着の構造と闘う改革政党である。私たちは、この原点を忘れず、政治改革、行財政改革、地域主権改革、統治機構改革、規制改革など政治・社会の変革に取り組む。』

1998年作成の基本理念では『「生活者」「納税者」「消費者」』であったが、2013年綱領では「働く者」が追加された。
これら四つの立場に立つということだが、『「納税者」』と『「生活者」』及び『「働く者」』とでは多くの場合、対立が生ずる。その場合、どちらを優先するのか?ここでは明確ではない。
しかし、『(2)正義と公正を貫く 』では『すべての国民が健康で文化的な生活を送ることができる社会をつくる。 』とあり、『(3)幸福のために経済を成長させる』では、 『得られた収入や時間を、自己だけでなく他者を支える糧とする』とあるから、『「納税者」』ではなく、『「生活者」』及び『「働く者」』を優先することになる。したがって、『「納税者」』の文言を削除すべきではないか?

なお『地域主権』が本文ではカッコ書きではないことから、言葉に対する無知が透けてくる。民主党は日本を連邦国家にする気であるとレッテルを張ってもよい。

 二 国を守り国際社会の平和と繁栄に貢献する
『専守防衛原則のもと自衛力を着実に整備して国民の生命・財産、領土・領海を守る。』
北の国が弾道ミサイルに燃料を注入していても専守防衛遵守ならば、国は亡ぶ。これは極論だが、そういった最悪の事態も考慮して、防衛問題に取り組むべきであろう。

三 憲法の基本精神を具現化する
『未来志向の憲法を構想』
民主党政権就任よりもはるか前、憲法改正のための国民投票法成立以前、ある民主党議員が」「これから作る」と述べていたが、案も出さなかった。官僚の力を堂々と行使できた政権時になら、案の一つや二つは簡単にできたはずだが、それもしなかった。のび太的夏休みの宿題である。

四 国民とともに歩む
『積極的な議論と結論の遵守(じゅんしゅ)を旨として、健全な党内統治を徹底する。』
この点、普天間基地移設問題の顛末に対する反省の弁を述べておいてもよさそうだ。


まとめると自己批判せよということになるが、民主党の「媚びぬ、引かぬ、省みぬ」という強靭な精神には賞賛を送りたい。

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