そもそも、日本人の心は、忠臣蔵や曾我兄弟に揺さぶられるものがある。死刑制度に賛成する人が多いってのは、当然のことなんじゃないか?
仏教の言葉である応報は、野蛮かもしれないけれど、被害者やその遺族の感情を素朴に表しているような気がするな。
死刑に犯罪抑止力が無いこと、冤罪の可能性、国家による報復感情を満たすことの是非などから、国際的には、死刑廃止論が盛んだ。
犯罪の背景には、本人の責任によらない社会的要因も少なからずあるだろう。それに、犯罪者であっても、ひとの命を大切にしない社会って、健全ではないと思うぜ。
冷静な時には、誰もが、そうやって考えるんだろうな。
だけどさ、もしも、自分が被害者だったら?遺族だったら?そして、国家権力による死刑が行われなかったら?って考えてみると、解らなくなってくるよな。
もしかしたら、大石内蔵助のように、自分でやってしまうって人もでてくるんじゃないか?
日本人の死刑への賛成率は85.2% 死刑より重い罰を望む人も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=151&from=diary&id=2333954
ログインしてコメントを確認・投稿する