サンタと彼女の別れどき

　７度目の転勤で、情緒障害の子どもと接する機会が増えた。

　一昨年まで、サンタクロースの存在を信じて疑わなかった小４の女の子が、学校で色々言われて、その存在に疑問を持つようになった。

　で、昨年のクリスマスの時に、俺に聞いてきたんだ。

はるか　「サンタって、やっぱりいないのかなぁ？」
　
　俺　　「きっといるさ！だからこんなにも世の中が美しくって、ウキウキワクワク楽しいんじゃない？」
　　　　「俺は、そう思ってるよ。」

　ジッと目をつむって聴いていた彼女だったけれど、何となく判ってくれたようだ。




答えに困った子どもからの質問
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=2328432