アフター８寄席vol.2

　１月から始った金曜夜８時から繁昌亭で落語が楽しめる落語会「アフター８寄席」に行ってきました。個人的に大当たりの顔ぶれ、実際に落語も大当たりだったのですが客席は４割ぐらい。厳しい入りでしたが、ちょい残業のあとや、ちょい飲みのあと、などと行きやすく、続けていって欲しいです。
　
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　愛媛出身の三幸さん、地球に優しい母親との子供時代のマクラなどから「立候補」へ。小学校の生徒会長に立候補した息子心配した父親、演説原稿を作り、さらに全校演説を観に行くと、という噺。ライバルの立候補者、アベ君の演説が今の総理大臣のパロディだったりと、政界ネタがどかんどかん受けていました。

　三幸さんのマクラがやたら長いなぁと感じていたところ、たまさんが、銀瓶さんがまだ到着していないとバラされました。そのたまさん、ショート落語で客席の反応を調べてから「火焔太鼓」をハイテンションに。三百両を前に取り乱す道具屋、取り乱しすぎて最後に落ち着くおかみさんと、たまさんらしさがあふれるネタでした。

　三風さんはマクラで標準語や京都弁、京都の人のいけずなところを話してから自作の「あこがれの町家ぐらし」、東京の夫婦と息子の３人暮らしの家族が町家ぐらしに憧れて京都に来るが、隣の人がいけずな京女で、という噺を。大阪から見た京都のおばちゃんの怖いかんじに大爆笑でした。サゲも良かったです。

　銀瓶さん、この日は先に決まっていた三金さんの今里での会の出番を最初に変えてもらい、こちらのトリにも無事に出てこられました。今里で見た変わったおっちゃんのマクラから、「寝床」をたっぷりと。拗ねてた旦那の浮き沈みが楽しかったです。終演が１０分ほど押しましたが、大満足でした。むしろ２２時までやってくれても良かったのに。

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平成25年2月8日(金)
アフター８寄席vol.2＠天満天神繁昌亭
演目：
１．桂三幸「立候補（桂三枝作）」
２．笑福亭たま「火焔太鼓」
３．桂三風「あこがれの町家ぐらし（桂三風作）」
４．笑福亭銀瓶「寝床」