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2013年02月05日18:16

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第12回出丸・文華 長講の会

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 朝席としてはけっこうな入り。開口一番の華紋さんは「道具屋」を元気良く。もうすぐ年季明けとのことですが、同じぐらいに入門の月亭太遊さんはもう明けているので、一門によって期間が違うんですね。

 出丸さんは季節的に若干早い「桜の宮」。花見で仇討ちものの芝居の物真似をしているうちに、本物の侍が助太刀を申し出、逃げ回るという噺。登場人物が多いので、はっきりした演じ分けが見事でした。侍に追いかけられても、ほんわかした春の気配が感じられたのも良かったです。

 トリの文華さん、年季明け後にラウンジでバイトしていたというマクラから、サゲの線香で時間を計っていたことの説明をし、「立ち切れ線香」の本編に入りました。丁稚と若旦那、若旦那と番頭の会話からどっぷりと船場に引き込まれ、終盤の若旦那の無念さでは観ている側にも震えが伝わってきました。

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 落語のあとは桜の宮を通って京橋まで歩き、ラーメンCliffへ。美味しかったです。

平成25年2月2日(土)
第12回出丸・文華 長講の会@天満天神繁昌亭
演目:
1.桂華紋「道具屋」(開口一番)
2.桂出丸「桜の宮」
3.桂文華「立ち切れ線香」
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