本日21時30分現在の最大電力時需要は545万kw(16時40分に記録)、
供給力は616万kw(前日620万kw→当日朝608万kw→最終616万kw)、
予備率13.0%でした。
火力発電のトラブル→復旧と目まぐるしく供給力が変化した1日でした。
24日に知内火力1号機が出力低下で4万kw減、
今日になって苫小牧の緊急設置電源が停止して7.4万kw減、
苫小牧は即日復旧したので、最終的に供給力低下は4万kwで済みました。
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さて、火力はいつトラブルで停止するか分からないから、やっぱり原発は必要だと思いますか?
そう考える方は実に浅はかだと言わざるをえません
実は苫小牧の緊急設置電源は、2日前にメンテナンスを行ったばかりでした。
しかし、トラブルで停止してしまいました。
いったい何をメンテナンスしてたんだと言いたくもなりますが、どんなに念入りに手入れしたところで、機械というのは人間の予測もつかないところで、予想外のトラブルを起こすものなんだということが、よく分かる事例だったと思います。
火力発電は、何か起きてもすぐ現場に行って、修理することができます。
最悪爆発・炎上したとしても、鎮火すれば現場に行って事故原因を調べることもできますし、また新しい発電所を建てることもできます。
翻って、原発はどうでしょう?
もはや言うまでもありませんね。
原発推進派は火力のトラブルばかりを煽って、
いまだに原発は絶対安全で、トラブルも事故も起こさないと言わんばかりです
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さて、通常冬の寒さが最も厳しいのは2月ですが、
今シーズンは12月の時点で、めちゃくちゃ寒い日が続きますね
やっぱり、1秒間に70トンの海水を7度温める海温め装置(by小出裕章)が止まっているからですかね
原発がないとCO2で温暖化ガーとか言いますが、海温め装置の方がよっぽど温暖化の原因なんじゃないのかと、最近思う次第です
というわけで、明日も厳しい寒さが予想されます。
電力需要は今冬最大の555万kwと予想されていますが、
例によって例のごとく、水力がいきなり10万kw近く増えてますので、
供給力は全く問題ありません。
むしろ真面目に問題なのは荒天による送電線の寸断ですね。先月のような大規模停電をやらかしたら、北電もさすがにタダでは済まないでしょう。
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※おまけ:今朝の家の近所の川(画像3)。
湯気が立って一見温泉のようですが、入ったら確実に凍死です(笑)
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