水道管

地面の下の水道管から激しく水漏れして大変なことになってた。
気づくのが遅くて、床下の土が水の勢いで押し流されて、その土が家の真横の水路に貯まっていた。
砂地の上に直接建てられてる古い家だから、水道から漏れる水の勢いだと、あっという間に土が押し流れていく。
地盤沈下して家の基礎ごと沈むんじゃないかと思った。

修理業者に見積もりしてもらったけど、これだけひどい例は滅多にない上に、水漏れの場所の特定が困難なため、正確な見積もりはできないと言われ、安くできれば８万円、押し流された土の補修や基礎の補修も必要になると３０万円以上かかる可能性があると言われ、修理を断念することにした。

建物更生保険が掛けられているけど、災害などの影響じゃないと保険適用できないから、今回の水漏れでは保険も使えない。
数年後の満期一時金のためだけに加入しているようなもの。


それで、元栓付近の水道管から建物全体の水道を止めることで対処した。
今住んでるのは仕事場の建物だから、別の建物の水を止めても問題ない。
元栓付近の地面は自分で掘れるし、水道管（塩化ビニール製）の分岐や蓋をして閉じることなら難しくないから自分で対処した。
８年ほど前にも水漏れした水道管の修理をやったことがあるから段取りは分かっていた。

言えることは、水道が使えなくなった家は物置にしか使えなくなったことと、土地の固定資産税を、その土地に乗っている古い家の安い固定資産税で軽減する目的で存在することになった。

水漏れした量が凄いことが予想されるから、次回の水道料金の請求が気になる。
水道料金だけではなく、水道使用料に比例して下水道使用料もかかることになってるから、水道料金が４万円だったとしたら、下水道料金は５万円ぐらいかかることになり、最悪の場合は合わせて１０万円を超える請求が来る可能性があるから怖い。