本日23時30分現在の最大電力需要は525万kw(16時40分に記録)、
供給力は609万kw(当日変更なし)、予備率16.0%でした。
ただし、火力の余力がまだ10万kwありますので、
本当の供給力は619万kw、予備率は17.9%です。
来週(画像1,2)は火力がほぼフル稼働ですが、
天気が荒れて需要が増えるほど、冬の北海道は風力が大活躍します。
太陽光もそうですが、真夏の電力需要がピークになる時というのは、
昼間の日差しが強い時です。
そういう時に一家に一台ソーラーパネルがあると、
ピーク時の電力供給に大きく貢献できますね
再生可能エネルギーの役割というのは、そういう役割でいいと思います。
ピーク時の電力供給を、ちょっとカバーできればいいんです。
それを小難しく、原発の発電分を全部再生可能エネルギーで賄おうとか、
そういう風に考えるからややこしくなるわけだし、
「再生可能エネルギーが確立するまでは原発は必要」などという、
原発推進派の口車にまんまと乗っかってしまいます
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さて話は変わって。
今日の電氣新聞に、「節電すごろく」なるものの記事が載ってましたので紹介します。
子どもたちにも節電お願い 北海道電「節電すごろく」など配布(2012/12/21)
北海道電力は、節電が必要な今冬、子どもたちにも節電に協力してもらおうと、全道小学校1200校に「節電すごろく」と「節電チャレンジシート」を配布する。冬休みにこれらを使って節電について意識を高めてもらうのが狙いだ。
「節電すごろく」は低学年向けで、「人のいないへやのでん気をけしたよ」「つかっていない電気せいひんのコンセントをぬいたよ」などでコマを進めるもので、子どもでもできる節電方法を遊びながら学ぶことができる。
「節電チャレンジシート」は高学年向けで、12月24日から1月31日まで天気や気温のほか、取り組んだ節電方法を塗りつぶしたり、日記を書いたりする。保護者向けには、家庭における電気の使われ方の説明や、ウェブ料金サービスなども紹介している。 (本紙9面より抜粋)
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/local/20121221_01.html
その「節電すごろく」なるものがコレ(画像3)。
PDFダウンロードはこちらから↓
http://www.hepco.co.jp/info/2012/1188780_1474.html
ひと言で言うと、キモいです
「休みの日は家族みんなで同じ部屋で過ごそう」とか、
個人のライフスタイルに口出しするなんて、大きなお世話だと思います
と言うか休日は電力需要が低いんだから、そもそも節電する必要ないし。
そんなことよりも、「電線に雪が付いて切れて停電した!3マス戻る」とか、
「突風が吹いて、鉄塔が倒れて停電した!振り出しに戻る
」
とか、電力需給に関係なく停電はしょっちゅう起こるんだということを書いた方が、子供の防災意識が高まっていいんじゃないですか?
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