どうも。先日、元同期の宮田からなんの前触れもなく「葉桜、ありがとうね」というメールが届き、何事かと思って即座に電話して「死ぬんか!?」と聞いたら「アホか!」と言われた葉桜です。
どっちがアホでしょうか?
「急にそんなメールくれるから死ぬ気かと思ったの」というと
「失礼すぎるだろ!大体死ぬ前に一番お礼言いたい相手が葉桜なワケがない!」と言われました。どっちが失礼でしょうか?
それから宮田とお互いの職場の話をしていると、「葉桜の職場みたいに『キライ』としか思えない人と働くのってシンドいよね」といわれました。
「ご心配ありがとう。でもね、そんなことないよ」って伝えるために今回、院長に対して思っていることを箇条書きにして日記に書いてみたいと思います。
では、よろしければお付き合いください。
(1)闘争心
経営者たるもの闘争心がなければ務まらないのであろう、とは思う。
思うよ、うん、思うんだけどさ。
とある日。
私は朝から調子が悪かった。
院長「葉桜さん、どうした?」
私「はぁ、(あなたの怒鳴り声によるストレスで)朝から頭が痛くて…」
院長「そうか。私だって昨日から頭が痛くてのぅ」
勝って嬉しいか、そんな勝負。
また別の日。
院長「衛生士さん、眠そうなのぅ」
衛生士「はい、昨日あまり眠れなくて」
院長「そうか、私も昨日仕事で2時まで寝れんでのぅ」
そこ競って一体どうする。
ちなみにあとで確認したところ、同僚さんは前日4時まで寝れなかったそうだ。
負けてんじゃねえか。
しかし、うっとおしい。
睡眠不足自慢も体調不良自慢も、もうたくさんだ。
ということで、勝負に出てみました。
私「先生、カロナール(痛み止め)もらってもいいですか!?」
先生「おぅ、エエけど、どうした?頭が痛いんか?」
きたな!
私「いいえ、生理痛です」
あとで聞いたら院長、ものすごく悔しそうな顔をしていたらしい。
どうだ!なれるもんならなってみやがれ!ざまあみろ!
完全勝利の笑みを浮かべ昼食をとったら、午後の診療で誰も聞いていないのに1人勝手に「頭イテー!」と言っていた。メゲないなぁ。
(2)くさい
念のため、言っておくと「どんなにホワイトニングしたって、きみの心ほど白くなりゃしないよ」みたいな、そういうクサさじゃありません。
実際に臭いんです。悪臭なんです。
100歩譲って夏ならまだしも今は冬だぞ。こんな寒い時期に汗臭いとはどういうこった。季節感というものがないのか。
歯科従事者は容易に想像できると思うんですが、そうでない方々は、今度歯医者に行く時にチェックしてみてください。
上顎(上の歯)を削る時の、歯科医の頭部と歯科助手の鼻の距離感の近さ!!
私「(くぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!)」
smellが!smellがぁ!!
smell が bad!ちょーbad!! so bad!!
so bad smell very much!!!!
(※)あまりの悪臭に親に大学まで行かせてもらって勉強した英語が文法めちゃくちゃになっています。
先日ボイスで呟いた際にマイミクのエウロパさんに「鼻が曲がりましたか?」とコメントをいただきましたが、象のように鼻を曲げてヤツの頭部から鼻を遠ざけられたらどれだけラクか!
そんな奇術はできないので、自分の上半身を曲げて対応しました。
(3)フビン
院長「こういう講演もあるしな、ここは駅前の会場でな、『歯周病について』の講演も知っといた方がエエな」
私「あー、はいはい」
私は院長から「自分の勉強のために講演会に行け」と言われていた。
話半分に、補充や器具の修理など雑用の仕事をしながら聞くフリを続ける。
院長「社会人として、自分のスキルアップのためにな…」
私「はぁ」
院長「私は年に4回この講師の先生の話を聞きに行っとるんだが」
私「へぃ」
院長「この講師はバイタリティのある人で有名で…」
私「ほうっ!」
『社会人として必要なスキルは、上司の長い話を「ハ行」を巧みに操って受け流すことです』と私が講演しに行ってあげたい。
先生「まぁ、なにか気になる講演を見つけて出るように」
お茶を飲みに行く為に背をむける院長。
「やれやれ、やっといったか」と一息つき、次にガスバーナーのガス補充を始めた。
が、ガスの調子が悪いのか、補充しても火が出ない。
『あれ?』と思い、おもわず呟いていた。
私「出ねえぞ?」
院長「なにー!?」
一瞬何故院長が怒っているのか分からなかったのだが、理解した瞬間、とても冷めた目で院長の事を見てしまった。
(4)無理がある
月に一度の個人面談。
この日のテーマも「講習会に行け」だった。
講習講習いう前に自分の口臭を何とかして欲しい。
院長「私もな、自分の勉強のために講習会には月に2、3個行っているんだ」
私「へぃ」
院長「昨日も『緊急蘇生法』の講習に行ってきた。葉桜さん、緊急蘇生法の講習なんか行ったことあるか?」
学生時代、市民プールのアルバイトを4年やっていたので、何度も受けている。
院長「たとえば、いま患者さんが持病の発作を起こして倒れたとする。葉桜さん、まず何をすればいいか分かるか?」
私「声かけです」
院長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
正解だったらしい。
急に黙るのでなんか悪いことをしたような気分になるじゃないか。
院長「そ、それと用意するものがある。それはなにか分かるか?」
私「何ですか?」
院長「ADじゃ」
得意げにいう院長。
私「ADですか!?」
院長「おう」
私「AEDではなく!?」
(脚注)AED:自動体外式除細動器。解析を行い、電気ショックを与え、心臓の動きを戻すことを試みる医療機器。
(脚注2)AD:アシスタント・ディレクター。
おもいきりドヤ顔で言い間違えやがったな、院長。
院長「…昨日は寝不足で…」
なんて言い訳!?わぁ、斬新!!
院長「朝も早かったし、私も発音が良いほうだとは思っとらん…」
きっと寝不足とか発音のせいではないでしょう。
だって私が「ADですか?」と確認したら、元気よく「おう」と返事したではありませんか。
院長「そうやって人の揚げ足をイチイチとるな!」
私「失礼いたしました。『AD』という私の知らない新しい医療機器があるのかと思いまして」
まぁ、医院をまわすアナタを『ディレクター』とした場合、我々は『アシスタント・ディレクター』みたいなものなのかもしれないですよね。
もしくは『AED』の『E』は発音しないものなのかと思いまして。
ホラ、『knife』の『k』的な。
ちなみに『私の知らない新しい医療機器』のくだりは実際に言いましたが、そのほかは口に出していないです。さすがに全部言ったらクビになるかと思うので。
…全項目書き終わりましたが、結果的に全部『キライ』に結びつくような気もしますね。
自分の話じゃなきゃ、いいキャラした人間だと思いますが。
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