12/13(木)　予備率9.9％（本当は11.8％）

本日21時30分現在の最大電力需要は525万ｋｗ(16時35分に記録)、
供給力は577万ｋｗ(当日変更無し)、予備率9.9％でした。

実は昨日まで私は、北電が自社で所有する火力の供給力を、425万ｋｗだと思っていましたが、よく調べると428万ｋｗあることが分かりました。

と言うか、自分で調べていたのをすっかり忘れていました
9月の道新の記事です↓

北電、厚真火発の出力増強　最大６万5000キロワット、不足分補う
（2012/9/27 15:47）
　電力需給の逼迫（ひっぱく）が懸念される今冬に備えて、北海道電力が苫東厚真火力発電所（胆振管内厚真町）２号機（出力６０万キロワット）と４号機（同７０万キロワット）で、最大計６万５千キロワットの出力増強を検討していることが２７日分かった。北電は現在、来年２月に最大で８万キロワットの電力が不足すると試算しており、出力増強が実現すれば不足分の大半をカバーできる計算だ。＜北海道新聞９月２７日夕刊掲載＞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/407289.html（リンク切れ）


北電の自社火力は406.5万ｋｗ。
緊急設置電源は15.0万ｋｗ（苫小牧7.4万ｋｗ、南早来7.4万ｋｗ、音別0.2万ｋｗ）。
さらに苫東厚真火力の出力増強で6.5万ｋｗが上積みされ、
これでめでたく合計428万ｋｗの供給力となります。

ようやく謎の埋蔵電力（笑）も、謎が解けましたね

というわけで、今日の火力は418.7万ｋｗだったので、あと9.3万ｋｗ上積みできます。
よって本当の供給力は587万ｋｗ、予備率11.8％となります。
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さて明日ですが、毎度のように水力が47.6万ｋｗ→56.6万ｋｗに増えました。
そして火力も、こっそり微増して419万ｋｗになっています。

さらに他社受電ですが、週間予報では融通無しで67.2万ｋｗでしたが、
今日の予報では融通無しで62万ｋｗに減っています。

今週は苫小牧共同火力（25万ｋｗ）以外は停止していないので、
5.2万ｋｗが理由もなく、供給力から消えたことになります。

そうなると、自社火力の残り9万ｋｗと、他社5.2万ｋｗ、合計14.2万ｋｗが埋蔵電力（笑）となります。

よって明日の本当の供給力は602万ｋｗ、
予想最大需要は505万ｋｗですから、予備率は19.2％となります。