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2012年12月10日21:53

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当日になると供給力が激増する水力発電

本日21時00分現在の最大電力需要は510万kw(16時40分に記録)、
供給力は598万kw(当日変更無し)、予備率17.3%でした。

しかし昨日説明した通り、本当の供給力は607万kwですので、正確な予備率は19.0%です。

さて明日のでんき予報ですが、先週の週間予報からまた増えました。
一般水力が47.6万kw→60万kwと、一気に12.4万kwも増えたのが原因です。

既に今夏の時点で、水力の供給力が受給見通しより26万kwも多かったので、「ああ、やっぱりな」という感じですね。

明らかに北電は、水力の供給力を過少申告しています危険・警告

さらに言うと、火力の本当の供給力は425万kwなので、あと7.5万kw上積みできますね。
したがって明日の本当の供給力は597万kw。
予想最大需要が515万kwですから、正しい予備率は15.1%です。

さて、今日から北海道は7%の数値目標つき節電期間となりましたが、
「節電しないと停電するぞ!」と脅しをかけておいて、
来週の平日も予備率13.4%でバッチリ安定供給という見通しを、こっそり出しています(画像3枚目)。

て言うか、この見通し7日の18時更新ってなってるけど、昨日の時点でもこんな資料なかったぞ!

まあいいや。あと電氣新聞にこんな記事があったので紹介しますね↓

北海道の風力連系量7倍に 経産省、送電網整備を補助(2012/12/10)
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20121210_02.html

経済産業省は7日、10年後をめどに北海道電力エリア内の風力発電の受け入れ可能量を約400万キロワットまで拡大する方針を明らかにした。風況の良い道北部の送電網整備費用を来年度から複数年にわたって補助し、受け入れ可能量を現在(約57万キロワット)の7倍に引き上げる計画だ。約2年後の着工、約10年後の完工を目指す。

全国の風力発電導入量は現在、約250万キロワット。今後、北海道を風力発電の一大基地にするため、その1.6倍の受け入れ量を確保する。
(本紙1面より抜粋)

今現在でも57万kwもあるんかい!
もちろん風力発電はその名の通り風任せの供給力だが、
北海道の日本海側なんて、冬は四六時中風吹きまくりじゃないか。
風も吹かず穏やかな天気の日は寒さも緩むから、需要は高くならないし。


最後に今日も停電のニュース。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/425824.html

>北電によると、士別市内では10日午前9時半ごろに約1500戸が停電したが、午前11時すぎに復旧した。正午現在も名寄市内で4戸が停電している。

原発推進派「原発が動けば停電の心配はなくなる(キリッ)!」

ばーかウッシッシ
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