mixiユーザー(id:14436018)

2012年12月01日05:04

5 view

Q (2013/01/11 追記・修正)

ヱヴァ:Qのネタバレなので映画観てない人は絶対読まないでね。
隅々までネタバレなのでスクロールもしない方がいいです。
観ていても人によっちゃ読まない方がいいです。あと全くまとまり無し。

その前に、なぜ巨神兵?て思う人が多いらしいけど。
庵野監督と言えばナウシカの巨神兵(アニメーター参加)です。
で、どう見てもエヴァって巨神兵やん。巨大な神の兵やん。

巨神兵東京に現わる、観ました。
神って言葉や概念は、決して良い意味ばかりじゃない。
悪い意味で使うときもあるんやで、てな内容が含まれてました。
神とかいうワケの分からんもんに、街を壊されてたまるかい、俺たちは生きたいんや。

エヴァに例えるなら、そうですね。
サードインパクトとかいうワケ分からんもんに、いきなり溶かされてたまるか!
てなわけで以下ヱヴァの話。


                            モバQ

残念ながら破の最後に起きたニアサードインパクト、
やっぱり大勢の人が溶けていたようです・・・。(追記:実は溶かされていない?)
いやでも・・・あれ別にシンジ悪くないやん?実際にはゲンドウたちが仕組んでたことやん。
あとQではミサトさんに「あなたはエヴァに乗らなくて良い」ってめっちゃ白い目で見られてた。
乗らないからって責められて、乗ったら乗ったで責められて。
これシンジにとって、あまりにも理不尽やん。
・・・そう感じたら正解でしょうね。それがエヴァですから。

エヴァは昔から、シンジやる気出す→シンジ凹む→以下繰り返し・・・
が恒例行事になっています。
中でもQは、シンジにとってかなりムゴい展開と言えます。なぜか?
旧エヴァと違って、新劇場版ではシンジはやる気に満ち満ちています。
確かに恒例行事として何度か凹まされますが、基本、積極的です。
その積極性が直接・・・
今回のニアサードインパクト、(ニア?)フォースインパクトを引き起こしました。

もっと詳しく書くと。
旧エヴァではシンジはネガティブ思考で、さらに自分の手でカヲルを殺め、
しかも旧劇で弐号機の惨状を見て絶叫、その流れでサードインパクトが起きちゃいましたよね。
だったら、やる気に満ち、仲間も助けてやる、
そんなシンジならサードインパクトは起きないだろう・・・
と思っていた矢先に破で起きちゃったのが、ニアサードインパクトです。
(Qでハッキリとその事実が判明しました。)
やる気出さなくても起きる、やる気出しても起きる、どないせぇっちゅー話ですよね。

Qで1番注目すべきところは、シンジのやる気の空回りでしょうか。
特に、半ばヤケクソで槍を引っこ抜いちゃったところ。
エヴァには乗らなくていいとか言われ(乗る気満々なのに)、
気付いたらもう14年経っているとか言われ、
必死に助けたはずのレイがよう分からんことになってて、
さらに自分の手でニアサードインパクトを起こしていたことを知り、
そのせいで友だちも・・・、
この時点で相当滅入っているはずです。
そして冬月から、ユイさんとエヴァの関係が告げられるという大イベント。
(エヴァファンにとっては当たり前でも、シンジにとっては衝撃の内容です。
ちなみに冬月が動いたことはエヴァファンにとって衝撃でしょう。)
そしてカヲル君との共同作業・・・もうこの辺になるとシンジは勢いだけですね。
結局は一人で槍を引っこ抜きます。そしてフォースインパクト。
旧エヴァとは真逆で、Qのシンジはもうちょい落ち着くべきやった。
ニアサードインパクトと違って、今回は防ぐことができてたかもしれん。
そんな感じ。

さすがにQの最後のシンジはどん底状態でした。
2度もインパクトを起こしたら、誰だってそうなるでしょうね。

ただ。
シンジがミサトさんたちの元を去ってネルフに戻ろうとした気持ちは、
俺には十分に理解できます。
おそらく、劇中でその気持ちを1番理解できるのはミサトさんでしょう。
できればその辺について、ゲンドウなんかも絡めてもっと書きたいけど、
文章量がおかしくなるので止めときます。


                            モバQ

あと軽く触れておきたいことをいくつか。

破で加持さんがゲンドウの元に持ってきたネブカドネザルの鍵、
たぶんあれが初号機覚醒の鍵なんやと思います。
だってその辺でしか使い道ないやん。まぁ他にも色々説あるけど。
・・・なんで初号機覚醒したんやろ。未だに不思議。

4という数字が見え隠れする点。
例えば破まででは、バチカン条約で一国のエヴァ保有数は3機まででした。
4機揃うと何かよろしくないことが起こる可能性でも?サードインパクトとか?

ピンクの8号機と、それに乗る問題児のマリ。
マリは破で登場した頃から規格外でした。どう考えても従来のコアのシステムを無視してます。
やっぱり旧エヴァと多少の違いはあるんでしょね。
8号機がどんな仕組みで動いてるのかも気になるところ。

カヲル、Mark.06、第12の使徒に関する考察は削除しました。
また最初から考えなおさないと・・・。

※アダムらしき存在が最低でも4体確認されてる(アダムス)こと、
同じ槍が複数存在していること、
序のラストで棺がたくさんあったこと、
などの点から、カヲルは最低でも数回は復活(転生)できると推測できます。
と言っても自分の意志では無理でしょうけど。
あと記憶とかその辺のことは、よう分かりません。


                            モバQ

おまけ。

前回の日記で生命の樹について触れたのは、
もしかしてQでは次のインパクト起こるんかなーてことを暗に示してました。
おそらく気付いてた人もいるはずです。
起きてほしくなかったんでハッキリとは書きませんでしたが。

それからQの古い予告にこんなものがありました。
・レイとシンジを取り込んだまま凍結されるエヴァ初号機
・廃棄される要塞都市
・幽閉されるネルフ関係者
・ドグマへと投下されるエヴァ6号機(EVANGELION Mark.06)
・胎動するエヴァ8号機とそのパイロット
・ついに集う、運命を仕組まれた子供達
・果たして、生きることを望む人々の物語は、どこへ続くのか
これ全部、破とQの間の出来事ですね。
どんなことが起こったのか色々想像できて楽しいです。
この辺の話も公式で詳しくやってほしいという意見も出てますが、
俺は別にどっちでも良いです。
色んな想像を巡らし、考えるのがエヴァの醍醐味やと思いますし。


                            モバQ

2012/12/02〜14追記

面白い考察が出てきているので、それらを参考に自分の考察も混ぜて、
いくつか追加しておきます。

・ネブカドネザルの鍵について改めて。他にも、
使徒化させる際に必要(自律型のMark.06とかネーメジスシリーズ)だとか、
エヴァの量産に必要(2号機は先行量産機)だとか、
フォースインパクトに必要だとか、
色々意見が出ています。

・新劇場版では、2号機以降の量産機はコアの換装が可能であることが
はっきり描かれています(破でアスカが3号機に乗っていることからも伺える)。
ただし、それだけではマリの説明ができません。
場合によっては仮設5号機も特殊ということになります。

・Qでのアスカの復活は、旧劇での復活とは全く別物。
旧劇のアスカは「偽りの復活」だと公式ですら明言していて、
結局は弐号機と一緒に悲劇を迎えてしまった。
(ただしラストの「気持ち悪い」のときには、
アスカの気持ちは新劇場版に近いものへと変化している。)
一方、新劇場版では加持さんに惚れてたり依存したりという描写は一切無く、
破では自分以外の人の協力を満更でもないと感じ始め、
Qではマリに援護を要求するほどになっていた(もちろんアスカ自身も大活躍)。
さらにシンジに対しては「なんとかしなさいよ、バカシンジ!」、
ラストではシンジに手を差し伸べる。
まさに本当の、真のアスカ復活と言えます。
(アスカらしいとからしくないとか、そういう問題ではありません。)
ひょっとするとQでの希望とは、カヲルではなくアスカのことなのかもしれません。

・アスカの左目の眼帯には使徒の力でも宿っているんでしょうか。
そもそも新劇場版、特にQにおいてのエヴァのパイロットって、
みんな何かしら特殊な魂や力が備わっているように感じます。

・Qと言うからにはMark.09とそのパイロットにも注目すべきかな。
機体ごとコアになっていて、しかもアダムスの器なんて呼ばれてるMark.09。
そしてパイロットはアヤナミレイ。
旧エヴァではレイにはリリスの魂が宿っていた、
でもQから登場したアヤナミレイはMark.09(アダムスの器)に乗っている。
アダムスの器って言葉は色んな意味に捉えられるから・・・ちょいと保留。
まさかガフの部屋とかなり密接な関係があったり?

・綾波レイは初号機に取り込まれたまま?

・なぜトウジの妹はヴィレのメンバーになったのか?
なぜトウジの制服がネルフにあったのか?
→トウジは破の後に、エヴァと深く関わったのではないか?
→登場していない7号機と関係があるのでは?

・第13号機のみ「第」が付いている。
カヲルを第13の使徒へ堕としてフォースインパクトを起こす、
というシナリオでキーとなる機体だった。
フォースインパクト発生の理由を考察する場合、
ドグマのリリス、Mark.06、2本or3本の槍、第13号機、
第12の使徒、シンジ、カヲル、14年間の出来事、
そして新劇場版におけるインパクトの仕組みなど、
考慮すべきものが山のようにあります。
ちなみに旧エヴァで裏死海文書と呼ばれていたものは、
新劇場版では死海文書外典になっています。
(追記:第13号機がカヲルを押しのけて第1の使徒になったのでは、
という考察が出ています。)

・新劇場版での人類補完計画の過程で、人類がL.C.L.へと還元される必要はない?
人類はインフィニティという存在になる必要がある?
・・・そうなると新劇場版では【誰も溶かされていない】んですかね。
ただL.C.L.自体は存在します。

・本来2種類の槍が1本ずつ刺さっているところが、
実際は同じ種類の槍2本しか刺さっていなかった。
刺さっていたのは、おそらく両方ともロンギヌスの槍で間違いないです。
アダムも複数いる(アダムス)みたいなんで。
そして刺さっていなかったカシウスの槍は、ヴンダーに利用されている可能性が?
それともカシウスの槍はロンギヌスの槍に変化してしまったのか?

・破とQの間には、2つの大きな物語があったのでは?
序のイメージカラーは赤で、破は橙(オレンジ)でした。
そしてQのイメージカラーは青。
また新劇場版では劇中に何度も虹が登場しますが、そもそも日本において虹とは、
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫 の7色と言われています。
黄と緑に該当する2つの物語が14年間にあったってことですね。
あと虹からは「契約」が連想できるそうです。エヴァによく出てくる言葉です。

・ヱヴァンゲリヲンの意味とは。
カヲルが大きく関わってますよってのはQ観て分かりましたが、
他にヲやヱに意味はあるのか。
ヱはWeで、ヲはWo、つまりエヴァンゲリオンにWを2つ追加するとヱヴァンゲリヲン。
Qではヴィレ(WILLE)=意志という組織と、
その組織が保有するヴンダー(WUNDER)=奇跡が登場する。
人類の生きたいという強い意志や、そこから起こされる奇跡、
なんかそういうことを表現してる(してた)んでしょうかね。
どちらもエヴァ恒例のドイツ語です。英語ではWILLやWONDERにあたります。
(ちなみにwish=希望もWで始まる単語です。)


                            モバQ

他にも気になる新キャラなどいますが、とりあえずヱヴァの日記はここで一旦終了。
エヴァの呪縛から解放される日は来るんでしょうかね。
フォト

                 さぁ〜て、最後まで、サービス、サービスゥ!
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2012年12月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031