あれは夏頃だったか。
映画館に置いてあったチラシで、
野村萬斎の滑稽な白塗り顔、その顔を見た瞬間から観たいな面白そうだなと感じていた映画。
原作があるようだったので、
地元の図書館で蔵書ネット検索したら予約者ゼロ(笑)
早速借りて読みました。
先に脚本があって、映画化決定の後、後から小説に書き直したらしい。
でも発行は少し前なのよね。
なんででしょ?
今では売れてる本トップクラスで、図書館も予約待ちがいっぱいです。
ラッキー
主演野村萬斎にハズレなし
佐藤浩一の黒い魔神丹波守も渋くていい感じだし、
それに張り合うぐっさんの和泉守も雰囲気がよく出てる。
小さな芸達者がいるなと思って、芦田愛菜ちゃんに続く子役かと思ったら本人でした(笑)
ということは撮影はかなり前?と思っていたら、マイミクさんの日記で、大震災を連想させるシーンがあるからと完成が先延ばしになったそうだと知りました。
小説が少し以前の発行の謎が解けました
成田長親(野村萬斎)の命をかけた田楽踊りはこれを観に行くだけでもその価値あり!
エンドロールで、田楽指導野村萬斎って自分やないか〜い(笑)
小説では、成田長親はほんまもんのでくのぼうだったけど、
野村萬斎の長親は、何か腹の中で一物考えてる風ではありましたが、これはこれで有り。
久し振りの時代劇
一度切った刀の鯉口を、再びシャキンと鞘に収めて主君に誓いを立てるシーンなんぞは、
あぁよくぞ日本に生まれけり、などと少し感傷的になったのでした。
面白そうだなと感じた夏のカンは当たりでした
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