どうも。私の日記を読んでくれていた方々が続々とmixiを退会されたので、ショックを受けて落ち込んでいた葉桜です。
お久しぶりでございます。
最近はねぇ、そんなに大きな出来事もなくて、
(まぁ私の日記は大事件とは呼べない些細な話を書いたもんですが、そのなかでも最近は些細な出来事しか起きなくて)
なかなか「これ日記にしよう!」と思うようなことがなかったんですが、
まぁ、こまごまとしたことなら毎日レベルで起きていましたので、
今回はまた短い話を何個か書こうかと思いますので、よかったらお付き合いください。
Case1プリクラ
先日、大学時代の友人、サワコとキコ(いずれも仮名)に遊んでもらいまして。
仕事の愚痴とか、将来への不安とか、歯科治療の相談とか、矯正相談とか、恋バナとか、「ところで和田(昔の日記に登場)の本名って何だったっけ?」とかいろいろ話したあと。
プリクラを撮りまして。
キコ「はざ、真ん中なー!」
サワコ「もっと前行け、前―!」
ラクガキが苦手なもので、適当にスタンプ撒き散らしたあとは、2人にお任せ。
私の顔の周りを小さいハートマークでコーティングされまくったり、
パンダに変身させられたりしながらも、
出来上がったプリ画像をサワコちゃんがフェイスブックの方にアップしてくれまして。
大学時代の友人が何人かコメントくれまして。
「葉桜だー!」
「楽しそう!」
「はざ別人!」
『おいおい、別人ってなんだよー』と思いながらも、ちょっと気分がよかった。
「まぁ、あたしがちょっと本気出せばこんなモンよ」
ってな感じで口角を持ち上げたりもした。
しかし、ひとつ疑問点が残っていた。
実はプリクラ以外にも、ケータイでみんなを写した写真があるのだが、こちらはどうも顔が恐い。
何故だ?何故だ?と3日ほど考えた結果、分かった。
いやずっと分からないままのほうがよかった。
最近のプリクラというのは頼まなくても目をデカくする機能というのがついているのだ。
真性デカ目の子がプリクラを撮ってチワワのような顔になったりすると聞いたことがある。
某有名ヴィジュアルバンドのU.JくんはV系メイクのままプリクラを撮りに行って、
アイラインの部分を目と判断されたらしく、目が実際の3倍のサイズになったらしい。
そりゃ別人にもなる。
ただし自分の表情づくりやメイク技術など、本人の努力ではない。
映像技術という名の文明の進化だ。
お見合いに出したら、きっと仲人に苦情がいく。
そう思いながらも「いつか出会い系のお世話になるときがきたら使おう」とデータフォルダに保存した。
Case2 子供
学生時代、子供嫌いを名乗っていたが、就職してから割りと子供好きになってきたと思う。
まぁそれは母性が生まれたみたいな話ではなく、単にやかましいジジイ(院長)の傍でアシストするより、子供の相手のほうがラクだと感じたからである。
罵声と若干滴のツバを浴びずに済む思えば、こっぱずかしかった「しゃししゅしぇしょ」言葉など屁でもない。
同期など子供患者に「うるしゃいオッサンでちゅよねぇ。あんなのに診てもらうのイヤでちゅねー」と赤ちゃん言葉で悪口をいっていた。
もちろん「この野郎」と思うおガキさまもご来院される。
たとえば院長の息子である。
いくら「ハミガキしようね」「歯に食べ物がついてたら、虫さんが来ちゃうぞ」といっても、べったり汚れをつけている。
典型的なバカ親である院長は「こりゃっ!めちゃくちゃ汚れとるやないか!(笑)」と小突くマネなどしているが、まったく笑いごとではない。もっと本気でドツけ。
「オヤジは一体何の仕事をしているんだ」「歯医者じゃねえのか」「ただの『人をイラつかせる人』かよ」と腹が立ち、記入欄に「まんべんなく汚れがついています」と書いてやったら、
翌日「おぉ、葉桜さん、記入してくれてありがとう。でもここには指導内容を書いてくれ」といわれ、イヤミだということさえ気付いてくれないのかと愕然とした。
しかしまぁそんな子はごく小数で、あとは可愛い子供と修学旅行の話とか音楽会の話とかを話しながら仕事をしている。
しかし、ある日こと。
定期的に検診に来ている中学1年生の男の子、トシヤくん(仮名)の口の中を見ると、だいぶ歯ぐきが腫れていた。間違ったブラッシングにより歯ぐきに汚れが溜まって炎症を起こしたのが原因である。
私「トシヤくん、カガミ見てみ?ここの歯ぐき、ぶよっとしとるの見える?」
トシヤ「うん」
私「ここね、歯ぐきが腫れとるん。歯ぐきが腫れたままだと、どうなると思う?」
トシヤ「うーん、虫歯になる」
私「甘い!歯が抜けちゃいます。だからそうならないように、しっかりハミガキしよう」
トシヤくんにハブラシを渡し、ブラッシング練習。
トシヤ「血が出たー」
私「うん、歯ぐき腫れとると、ハミガキしたときに血が出るんよ。でも恐がらずにしっかりハミガキしてたら、血も出なくなって腫れもひいて…」
トシヤ「血が出たー。すごい出たー」
聞けよ。
私「トシヤくん、血が出ても大丈夫、大丈夫…」
トシヤ「血がぁ、血がぁ」
ったく最近の男ってのは、どうしてこうも情けねえのか。大和魂ってのは滅びたのけぇ?
私「すぐ止まるから大丈夫だよ…」
トシヤ「こんなに血が出て、貧血にならないかなぁ?」
なるかー!!!
私の中で、なにかが弾けとんだ。
私「男の子はあんまり血ぃ出すことないから大丈夫だ」
『なにか』とは『下桜ブレーキ』である。
中学生相手に最低な下桜ぶっぱなしてしもたー!!
「中学1年生なら意味分かるだろ」と思っていってしまったが、言ってから「意味がわかったほうがマズい」と気付いた。
神の情けか保健の勉強不足かトシヤくん、意味がわからなかったらしく、
「僕、部活ですり怪我とか多いもん」と言い張っていた。
弾けとんだ下桜ブレーキを何とかかけなおしたので
「そんな量、尿漏れとスコールくらい違うわ!」というのは避けられた。
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