うおっ！今日はなんか本読んでたら一日終わってたぞおい！！
そんなこんなで今更ながらスクライドアフター完全版をなんとか読了に至りましたｗｗ
いやはや実質文庫三冊分だからえらい時間かかりましたよｗｗ（元々小説読む時はいろいろ考えながら読むせいか凄い遅いんですけどねｗｗ）
スクライドにおけるカズマの生き方っていうのはテレビシリーズの最終話での「バカげてる、男の人ってこうまでしないと生きていけないの！？」と「羨ましい奴らだ！」「とても真似出来ない！」っていう台詞に全てが現れているような気がしていて、我々視聴者としての立場からすれば、男ならこういう全て空っぽにしてでも自分勝手に真っ直ぐに進んでいきたいという理想みたいな形なんだと思うわけで、劇中でもそういうカズマの背中を見てその生き方に感化されていくユウというある意味での三人目の主人公が現れた様子は読んでいて凄く面白かったです
カズマはもうある意味限界を超えてしまっていて（結局更に殻をぶち破ってしまうわけですがｗｗ）、そういう意味ではもはや成長の度合いというものが限定されてしまうからこそ、こういう今から強くなっていく存在があることで話が盛り上がったんだろうなと思います
（テレビシリーズで最後あれだけ殴りあったのにね）これまではハンパな形になっていた劉鳳との決着も 形はともかく完全についたみたいだったりと、ある意味スクライドという作品の総括となると言えるこのアフターは本当に楽しませてくれる一冊でした
ただ個人的には劇場版後半のエピローグは時系列的にはアフターの後のはずなのに、劉鳳の半身はいつの間に復活したんだとか、クーガーは結局どうなってんだよとか、なんともよく分からないカンジになっている部分もあるような気もしますが、まぁ細ぇことはいいんだよとｗｗ
あと正直劇場版はぶつ切りになっていた部分もあったので、いつかはこのアフターもしっかりと映像化してくれたらなと思う反面、劇場版がそれほど売れたという話も聞かないので多分ないんでしょうね…
面白かっただけになんとも残念です
個人的には完結してから読もうと思って延々放置し続けたアフターですが、とりあえず十年くらいの時間はかかったもののなんとか読み終えられてほっとしましたｗｗ
リアルタイム放送時本当に物凄く影響を受けた作品だったので、これだけの時間をかけてでもファンの形に応えてくれたスタッフの方々には本当に感謝の念が絶えませんよ
なにはともあれこの作品の全てにおつかれさまでしたってな気分ですｗｗ
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