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2012年10月26日17:43

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カツラはキケンだ

カツラの男性 「新しい帽子だ」と言えば自分も周囲も楽になる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=2201605

僕の父方のお祖父ちゃんは、63歳で亡くなったが、その時点でアタマがツルツルだった。
父親は、今年で64歳になったが、今だフサフサだ。
だが、ハゲは隔世遺伝だというから、お祖父ちゃんのハゲを受け継ぐとしたら僕だ。

ちなみに僕はといえば、今のところ大丈夫だ。
どちらかと言えば、髪の毛は多いほうだと思う。

まあ、僕ももう37歳だ。
嫁もいるし、息子も2人いる。
今さらハゲても、もう構わないかな、という気もする。

要はショーン・コネリーやユル・ブリンナーのように、ハゲが似合うのならば、別にカツラを被る必要もないと思うのだ。

ただ、もしカツラを被るのなら、できれば自分がカツラであることは、バレたくない。
僕は、知っている
カツラがバレて、悲惨なことになった男の話を。

これは、僕が独身の頃、付き合っていた彼女から聞いた話だ。

彼女は、幼少の頃から、いわゆる父子家庭で、お父さんとお祖父ちゃんとお祖母ちゃんと、4人で暮らしていたらしい。

夜は、一階でお祖父ちゃんとお祖母ちゃんが同じ部屋で寝て、二階で彼女とお父さんが同じ部屋で寝ていた。

ある暑い夏の夜中、幼かった彼女は尿意を催して目を覚ました。
トイレに行こうと起き上がり、ふと、隣の布団を見てみると、いつも、一緒に寝ているはずの父親の姿がない。

どころか、隣の布団には、彼女の知らない、見たこともないオジサンが寝ていた。

幼い彼女は、驚き、怖くなって、大声を上げながら、一階にいるお祖父ちゃんとお祖母ちゃんに助けを求め、階段をかけ降りた。

「お祖父ちゃん!!わたしの部屋に、知らない変なオッチャンがいる!!助けて!!」

と。

驚ろいたお祖父ちゃんとお祖母ちゃんは、彼女を庇うようにし、バットを掴んだお祖父ちゃんは、2人の先に立って、階段をかけ上がった。

二階に上がったお祖父ちゃんが見たのは、見知らぬオジサンでも何でもなく、あまりの騒ぎに呆然となって立ち竦んでいる、彼女の父親だった。

というのも、彼女の父親は、彼女が生まれた時から、頭髪が薄く、ずっとカツラを被っていたのだ。
しかも、父親は娘に自分がカツラであることを隠していた。
彼女は、お父さんがカツラであることを知らなかった。

その夜、運悪く暑く寝苦しい夜だった。
彼女の父親は、頭が蒸れるので、たまたまカツラを外して寝たのだった。

彼女の父親は、大変ショックを受けてたらしい。
カツラがバレただけでなく、父親とわかってもらえなかった。
しかも、変なオッチャンに間違われたのだ。

やはり、カツラはキケンだ。
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