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2012年10月26日12:38

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冤罪について

■久間元死刑囚と不一致か=「犯人DNA型」ネガ鑑定―弁護団が発表、飯塚事件・福岡
(時事通信社 - 10月25日 19:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2200462

この件について、日記を書くのは非常に難しい。

何故なら、この元死刑囚がもし冤罪であるなら、大変なことになるからだ。

大変なこととは、この元死刑囚の裁判は最高裁で死刑が確定し、刑が執行されている点で、もし久間元死刑囚が冤罪なら、国は、無実の人の首を絞めて殺したことになる。

そして、必ず死刑そのものの是非を問う声が挙がるはずだ。

だが、本当に怖いのは、何故この元死刑囚が冤罪の可能性があるにも関わらず、最高裁で死刑が確定し、刑が執行されたかということだ。

果たして、この事件は冤罪なのか。

警察は、捜査の過程で久間元死刑囚を事件の容疑者として、逮捕し取り調べた。
その後、久間元死刑囚は検察に送られ、被告として裁判にかけられることになる。
裁判は最高裁まで行っている。
複数の裁判官が、この刑事事件をチェックし裁いているわけだ。

もし、久間元死刑囚が冤罪なら、これは死刑うんぬんの前に、日本の裁判制度そのものを揺るがしかねない案件だ。

つまり、一度検察におくられ、刑事裁判に挙げられた被告は、例え犯人として疑わしいところがあっても、有罪になる可能性があること。
しかも、それが複数の裁判官のチェックを持ってしても、有罪になる可能性があるということになる。

この事件の当時、DNA鑑定は証拠として、それほど精度は高くなかった。
しかも、久間元死刑囚は、一貫して容疑を否認していた。
ならば、検察としては、DNA鑑定の結果だけで、久間元死刑囚を被告として裁判にかけたわけではないだろう。

そこには、事件の犯人として揺るぎようのない物的証拠があったはずだ。
それを裁判官も認めたからこそ、幾度もの裁判を経て、最高裁で久間元死刑囚の有罪として裁いたのではないのか。

もし、久間元死刑囚が冤罪であるなら、裁判で提出された、DNA鑑定以外の物的証拠はどうなる。
それすらも、検察が捏造し、自らの保身の為に、久間元死刑囚を死刑に仕立て上げたというのか。

もし、そうであるならこれほど恐ろしいことはない。
何故なら、冤罪はいつ自分の身に降りかかる災難かわからないからである。

しかし、この事件は本当に冤罪なのか。
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