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2012年10月23日20:35

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家族の絆

■生後10カ月の長女、殴り死なす=24歳母親を逮捕―三重県警
(時事通信社 - 10月23日 06:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2196687

僕には、3歳と1歳の息子がいる。
今日は、そんな息子たちの話をしてみたい。

これは、息子たちが寝てから、夜、僕が嫁から聞いた話だ。

3歳のはるちゃんも、1歳のみのりくんも、最近はすっかりしっかりしてきて、2人ともいたずら盛りだ。
僕は、休日くらいしか息子たちとゆっくり過す時間がないから、ただ可愛いだけで済むが、息子たちとずっと一緒にいる嫁にしてみれば、ただ可愛いだけでは済まないらしい。

あまりの2人の悪さや暴れように、たまに本気で腹が立つ時があるらしい。

先日も、1歳の息子、みのりくんが食事中、食べ物を投げつけ、それが面白かったらしく、嫁がいくら注意しても、食べ物を投げつけることを止めようとしない。

しまいに嫁も腹が立ってきて、そんなに食べ物を投げつけるのを止めないなら、食べなくて良いと、食卓に並ぶみのりくんの食べ物を全部、取り上げてしまった。

もちろん、みのりくんは大泣きだ。
泣いて、泣いて、もう手がつけられない。

それをみのりくんの隣に座っていた、3歳の息子、はるちゃんが見ていて、嫁が目線を外している内に、コッソリと自分のオカズをみのりくんの口に入れてあげたらしい。

それを傍目で見ていた嫁は、可笑しくて、さっきまでの怒りがどこかへ行ってしまったらしい。

また、ある日風呂に入ろうと、嫁がみのりくんの服を脱がしていたところ、はるちゃんが何を思ったのか、リビングの床にツバを吐いた。
実は、前にもふざけてはるちゃんは、同じことをして、嫁に叱られ、嫁ともう二度とこんなことはしないと約束したばかりだった。

だから、嫁は怒った。
まあ、些細なことだったが、つい嫁もヒートアップしたらしい。
はるちゃんを玄関まで引っ張って行き、正座をさせて、こんこんと叱った。

本来なら、はるちゃんが嫁に、ごめんなさい、と言えば済むくらいのことだったが、はるちゃんも、意地になって謝ろうとしない。
嫁の説教は、15分くらい続いたらしい。

すると、リビングから、みのりくんがブロックを手に、ニコニコしながらオシメ一丁でやってきたらしい。

みのりくんは、はるちゃんとママにブロックを1個ずつ渡し、自分は、ママの膝の上に、ちょこんと座った。
まだ、うまく言葉を話せないみのりくんは、

"そろそろ、はるちゃんを許して、仲良くしよう"

と言いたかったのだろう。
嫁は、些細なことでヒートアップした気持ちが、みのりくんによって、一気にクールダウンしたらしい。

子育てというのは、本当に難しく、躾として叱るつもりでいても、ついヒートアップしたり、感情的になったりする。
特にママは、子供と接する時間が長いぶん、腹が立つこともあるし、イライラすることだってある。

ママやパパだって人だ。
感情をコントロールするのは難しい。

だが、こういった虐待になる前に、もっと家族がママやパパをフォローできないのだろうか。

3歳や1歳の子供だって、ママがヒートアップしているのは雰囲気でわかる。
そして、大好きなお兄ちゃんや弟を自分なりに守ろうとする。

この母親がショッピングセンターで虐待しているのを見かけている人がいる。
そして、児童相談所が数回訪問している。

これは、周りが気づいているということだ。
じゃあ、家族を守るべき父親は、どうしたんだろう。

僕は、夫というのは、妻の味方で良き相談相手であるべきと思っている。
そして、父親というのは、自分の息子や娘を全力で守るべき存在であるとも。

今回に限って言えば、夫は妻の話や悩みに耳を傾けるべきだったし、我が子を守るべきだった。
そうすれば、この子は死ななくて済んだのではないか。

もちろん虐待はいけないことだし、虐待をする親が一番悪い。
だが、その虐待から子供を守ることができなかったのが、一番残念だ。
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