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2012年09月18日23:15

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ランチ・ミーティング

どうも。あっちゃんAKB卒業の日、純白のドレスで泣きながら語るあっちゃんを見て思ったのは「あっちゃん、おめでとう」とか「がんばれよ」とかではなく、

「ああ、この子、婚期逃すわ…」だった葉桜です。

※婚前にウェディングドレスを着ると婚期を逃すと言われています。



さて、1ヶ月ほど更新しておりませんでしたね。

ちょっとお久しぶりになりましたので、近況報告を。



一時期、ぼっちになりかけた葉桜でしたが、従業員が4人に増えました!

しかもみんな穏やかな人ばかり!


オカンにそう言ったら、「あんた…、夢でも見てるんじゃないの?」とまで言われました。

そうかもしれない!夢なら早く覚めて!明日仕事に行くのがツラくなるから!!



ってわけで、私は毎日幸せデス☆いままで日記に愚痴ばっか書いてゴメンネ♪これからは、同僚さんの教えてくれた、おもしろバナシを中心に更新していきマス(>▽<)


ってこうは問屋が卸さないってモンよ。


従業員がおだやかになったために、院長は調子に乗りまくり、もう大暴走。

「葉桜さん、お疲れさま」といって(賞味期限4年前の)コーヒーをくれた院長はどこへやら。

(いま思えば、あれは私を暗殺しようとしていたのだろうか?)

診療中、怒鳴り散らす、責任転嫁、仕事をせず院長室に閉じこもる。

おかえりなさい、院長!いままでどこへ行っていたの?

っていうか無資格の助手に患者を任せて、休憩してんじゃねえよ!

乗っ取って無免許歯科医としてブラックジャックみたいに開業するぞ!

『その歯をインプラントにしたきゃ、200万だな…』フツウじゃないか。

それにいるかぁ!こんな維持費ばかりかかる医院!


あんまりうるさいと棚の上から2番目にしまってる外科メス投げるぞ!

ブラックジャックだけにな!


もうね、院長がウザすぎるあまり、私あれだけ嫌っていたヨメ子に優しくできるようになりました。もうダメだ!末期だ!


私、2年目なのに、先輩も同期も先に辞めちゃったから、いま古株なんですよ。

2年目なのにちょっと困ったことがあったら「それは葉桜さんに聞いて」って責任私にまわってきたりするんですよ!


パート「先生―。カメラのフラッシュが光りません」

院長「葉桜さんに直してもらって!」


私「わたしゃカメラ屋か!」


パシャッ。



私「直ったぁぁぁぁぁ(驚)」



さて、ボイスでお話したとおり、それだけ大嫌いな院長と『ランチ・ミーティング』と称した会議を、昼休みにごはん食べながらやりました。

「きしょくわりー」「メシがマズくなる」「昼くらい休ませろや」と大変憂鬱なミーティングだったのですが、今日ここでその模様を書かせていただきます。

まあ、あれだ。みんなにも憂鬱のおすそ分けをしてあげようかと(迷惑)


では、よろしけらばお付き合いください。



9月18日 13時。第1回ランチ・ミーティング開始。


院長「あ、これ、歯科医師会で行った出張のお土産なんだけど、食べてみて」



どうやら愛知に行って来たらしい『手羽先』をお土産にくれた。


うーむ。今日の私のお昼、ハローズで買った『みそカツ丼』にナテデココ入りヨーグルトゼリーと、なかなかヘビーなランチなので、あまり肉系は欲しくないのだが。

まぁ、手羽先に罪はない。それに愛知にはいい人が多いので、私は愛知が好きだ。

いただきます。

むしゃむしゃ。



パート「先生、おいしいですー」


衛生士「ありがとうございますー」


私「・・・・・・・・・・・・・」



まぐろの缶詰の味がする。

これは私の舌がおかしいのだろうか?それとも院長の買ってきた手羽先の店がおかしいのだろうか?

それとも「院長が買ってきた」という情報が、私の脳に「素直に『おいしい』と思ってはならぬ」と言い聞かせ、舌に電磁波的な何かを送り込んでいるのだろうか?


同僚さんに確認したいが、「院長が買ってきたからって、手羽先まで悪く言わなくても」と、ものすごく性格の悪い人だと思われるのが恐くて言い出せない。



院長「さて、じゃあ、ミーティングを始めよう。『これからの医院をどう良くしていくか』これをテーマにしていこう。うちの地域は農村が多いら、これから秋が始まっていき、農繁期が始まると患者数が減るんだ。さあ、これから患者数をどう増やしていくか、みんなで話していこう。せっかくの機会だ。忌憚のない意見を聞かせてほしい」



こんなミーティング、意味がないから終わりたいです(忌憚のない意見)


院長「スタッフの家族や知り合いに来てもらうというのも、1つの手段だな」


私の家も、私の親戚の家も、医院の隣町だ。

でも私は無意味な残業を押し付けられた時、泣きながら「絶対に私の紹介で、誰もこの医院には来させない」と神に誓った。

万が一、うち以外の歯医者が消滅し、いま私の父が「歯が痛くて死にそうだ」と泣いていても、つれてはいかない。

医院から道具を奪い、私がこの手で父の歯を抜く。



院長「葉桜さん、どう?家族で調子の悪い人いない?」

私「良好です」(即答)

院長「みんながか!?」



即答したのが気に障ったらしく、すぐ怒鳴る院長。



うーむ。また「誰か調子悪い人はいないか」と言われたら、それっぽい理由を考えとかなくちゃ。



父は口の中を見られると激怒する性分の厳格すぎる男であることにし、

母は歯を削られると、三半規管が狂う奇病にかかっていることにし、

妹は同じ体勢でじっとしていると頭を抱えて泣き出す心の病気であることにしようか。



院長「じゃあ、次は『患者への満足度』をテーマにしよう。衛生士さん、パートさん、前に働いてきた医院と比べてみて、なにが改善点や問題低はないか?」




おまえ(忌憚のない意見)


院長「なにかないか、問題点とか」



おまえ。



院長「ここを変えたほうがいいとか」



おまえ。



あまりにも真面目な顔して『問題点』が『問題点はなんだ』というから面白くなってきた。

だめだ。笑いそうだ。ガマンしろ、葉桜。社会人だろう。


院長「葉桜さん、どう?」

やめろ、私にフるな。

笑う、笑う、笑う。

なにか悲しいことを考えよう。反日デモ、反日デモ、反日デモ…。



院長「医局(休憩室)で、そういった話にならんか?」

私「さぁ、したことないですねぇ…」



いつも医局で話しています。

「どうやって院長を亡き者にするか」



そういえばね、友達が心配してくれたんです。

「葉桜、休憩室で院長の悪口ばっか言って、聞き耳立てられたりしてない?」

「盗聴器とかしかけられている医院があったって何かで読んだよ?」



ありがとう。こんな私のことを心配してくれて。



でもね。



残念でした。もう遅いみょーーーーーーん。



こないだ「こんなクソ病院この手でつぶす」ってデッカい声で言ったら院長が隣の部屋にいたんだみょーん。




結局ミーティングは2時間も続いた。まったく休めた気がしない。



院長「まぁ、私もいま50だから、あと25年は働きたい。そのために、またいろいろ話していこう」




あと25年も…?

麻酔注射の前に(患者の前で)「目がかすんで良く見えん」とか言うから、あと5,6年くらいかと思っていました。



そこをなんとか5年くらいで手ぇ打ちませんか?

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コメント

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