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2012年09月17日19:10

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年金は破綻したシステム

20歳世代 年金保険料は1160万円多くなり463万円の“赤字”
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2156636&media_id=125

年金については、今まで何度か日記に書いてきた。

年金とは、若い世代が毎月一定額を納めることで、働くことのできない高齢者の生活を支えるシステムだと僕は考えている。
特に、今のように納めた年金が、そのまま高齢者の支給に流れているような現状ならば、積み立てというより、支えるという表現が相応しいだろう。

つまり、年金の現状を知って、今の若い人が皆、年金を納めなくなれば、たちどころに今の高齢者に支給する年金はなくなるのだ。
逆に言えば、年金を納める側も、今まで納めた年金を取り返すであったり、貯蓄している感覚で、年金を納めると年金を納めるのが、バカらしくなるということだ。

あくまで、老後の生活を若い世代が支えることを第一に損得は別に納めるという考え方が年金を納める上では必要となってくる。

だが、僕らは何も、見返りを求めずに年金を納めているわけではない。
僕らが年金を納めるのは、今の高齢者の生活を支えると同時に、自分が将来高齢者になり働けなくなった時、年金を支給してもらうことで、老後の生活を支えてもらう為に毎月高い年金を払っているのだ。

その老後の保障がないのに、誰が年金を納めたいという人がいるだろう。
これは損得というより、年金のシステムの問題だ。
今の高齢者が充分な年金を支給される一方で、これから年金を貰う世代には、定年から年金支給までに空白期間が出てくる。
そして、若い世代では、年金の支給さえ、定かでない。

これは、年金のシステムがすでに破綻している。
年金を貰うより、生活保護を受けた方が支給額が多いなんて、国はどう考えているのか。
それでも、年金は毎月徴収される。
若い人が年金を納めなくなるのは、当たり前だ。払うのが、バカらしいのだ。

僕の知っている高齢者の方で、独り暮らし、年金支給が2ヶ月で40万円ちょっという人がいる。
家は持ち家だし、年金としては恵まれ過ぎていると思うのだが、それでも、年金だけでは生活が苦しいと言う。
消費税が上がることについても、高齢者イジメと言う。

だが、世の中には、その人よりはるかに少ない収入にもかかわらず、ちゃんと年金を納めている若者だっているのだ。
そんな人のことを、この高齢者は考えたことがあるのか。

消費税増税が、税と社会保障の一体改革という名目で、その中に年金も含まれるなら、今の高齢者こそ、これからの年金のためにも、消費税増税は甘んじて受け入れなければならないのだ。

そして、この破綻したシステムを何とかしないと、本当に誰も年金を納めなくなる。
そうなると困るのは、誰か。
今の高齢者ではないのか。
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