■列車にはねられ2歳男児死亡=母親の家事中―岐阜
(時事通信社 - 09月13日 19:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2153638&media_id=4
この話は以前に書いたかもしれない。
僕には、息子が2人いる。
3歳と1歳である。
だいぶ前の話になるが、嫁が家事をしている間に、3歳の息子、はるちゃんが勝手に外に出たことがあった。
家のドアには鍵がかかっていたし、はるちゃんの身長では、鍵まで背が届かなかったのにも関わらずである。
では、どうやって鍵をあけたか?
実は、はるちゃんは洗面所に置いてある台を、わざわざ玄関まで運んできて、その上に乗って鍵をあけ、外へ出たのである。
幸い、近所の奥さんが、はるちゃんが1人、外を歩いているのを見つけて、家まで連れてきていただいた。
ウチは、車道からも離れているし、線路まではかなりの距離があるにしても、もし、あの時、近所の奥さんがはるちゃんを見つけてくれていなかったら、と思うとゾッとする。
子供というのは、本当に驚くほど急に成長したり、しっかりすることがある。
それは、親にとっては喜びである反面、昨日までできなかったことが急にできたり、僕らが思いもしなかったことをしたりするわけで、気をつけなければならない点でもあったりする。
今回の事故の不幸は、やはり家から線路までの道中、2歳の男の子が1人歩いているのを誰も発見して、保護できなかった点だ。
これは、本当に残念としか言いようがない。
僕は、過去にそういったことがあったので、他人事ではないし、このお母さんについて、お悔やみを申し上げる以外、かける言葉が見当たらない。
ただ、僕の近所には僕の家を含め、たくさんの小さな子供がいる家がある。
もし、ウチのはるちゃんのように1人歩いている小さな子供を見かけたら、見過ごさないように保護しなければと、自分に言いきかせるばかりだ。
こうしたほんの少しの気配りで、小さな命を守ることができるのならば。
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