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2012年09月07日22:15

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キャッチボール

【男性編】自身について、「ワイルドだぜぇ」と思うところランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2146793&media_id=95

このコラムを読んで、他の方の日記を拝見していたら、突然小学生時代の記憶が甦った。
よくまあ、こんな30年くらい前の出来事を、憶えていたもんだ。

まあ、僕の37年の人生の中でも、かなりワイルドな部類の出来事だったんだろう。

僕は、京都は亀岡の田舎で育った。

今もそうだが、僕の実家の周りは、田んぼに囲まれている。

当時、僕の実家の隣には、2つ年上のお兄ちゃんが居て、僕は小学生の頃、よく遊んでもらっていた。

あれは、まだ僕が小学校高学年で、ちょうど田んぼに田植えをして、水を張ったばかりの頃だったように思う。

僕とそのお兄ちゃんは、いつものように家の前の路地で、キャッチボールをしていた。
当時、僕の実家の前の路地は、車が殆ど通らなかった。

そのうち、僕の投げたボールが大暴投となり、大きく逸れたボールは、道路向こうの水を張ったばかりの水田へと飛び込んで行ってしまった。

ボールの水田の真ん中近くに嵌まり、田んぼの中に足を踏み入れなければ、取ることができない。
僕とお兄ちゃんは、田んぼの土手に座って、土手の草をむしったり、土手の土をいじったりして、さてどうしたものかと考えつつ、ボーッとしていた。

5分くらい、土手でそうしていただろうか。
不意に、お兄ちゃんが僕の方を見て、

「わ〜っ!!」と驚き、僕から離れた。

僕は、訳が判らず、土いじりを止めて立ちあがった。
やけに湿った土がついた右手を払おうとして、見ると、僕の右手には、犬の糞が手のひら一面にベッタリとついていた。

僕が土手で土だと思っていじっていたブツは、実は犬の糞だったのだ。
そうとも知らず、僕は、右手で犬の糞をこねくりまわしていた。
お兄ちゃんは、それを見て、慌てて逃げ出したのだ。

そのあと、僕は、永遠の鬼となって、お兄ちゃんを追いかけ回した。
お兄ちゃんは、半泣きになって必死で逃げていた。

これって、ワイルドなんかなぁ(笑)。
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