元気にする4つのグチ聞きテク
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僕は、昔からどちらかと言うと聞き上手なほうだったので、彼女や女友達の相談相手や愚痴の聞き役になることが多かった。
というのも、僕には特技がある。
それは、人の話を真剣に聞いているフリをして、簡単に右から左に聞き流せるという特技だ。
まあ、相談に関しては、聞き流すわけにはいかないが、愚痴については、ほとんど相手も愚痴を吐き出してしまうとスッキリするので、聞き流してしまっても問題ない。
しかも、僕は、相手が何度も同じような愚痴を話してきても、それを如何にも初めて聞きましたと言う顔で聞いて相槌を打つことができる。
だから、学生の頃からよく相談相手になったり、愚痴の聞き手になったし、それは今の仕事にも活かされているような気がする。
だが、結婚して嫁ができるとなると、いつまでも、独身のようにはいかない。
専らプライベートで、相談に乗ったり、愚痴を聞いたりする相手は、嫁ということになってくる。
だが、結婚して4年、付き合い始めてから6年ともなってくると、さすがに嫁は、僕の性格を見抜いている。
そして、僕が人の話を簡単に右から左に聞き流せるという特技のことも。
こうなってくると、愚痴を話す方も面白くないらしい。
やはり真剣に聞いている顔をしていても、フリをされているようでは、愚痴を吐き出してもスッキリしないのだ。
しかも、愚痴を右から左に聞き流されてるようでは、置物に向かって愚痴っているようなもんである。
そう思ったのだろう。
ある日、リビングに行くと、テーブルを挟んで嫁が一歳の息子、みのりくんに向かって、僕の愚痴を話していた。
しかも、みのりくんは、ニコニコしながらそれを聞き、絶妙のタイミングで相槌を打っていたのだ。
まあ、みのりくんは、ママが何を話しているか全然わかってないだろう。
まさに、右から左に聞き流しながら、相槌を打っていたのだ。
やはり、僕の息子だ。
嫁が後で僕にそう言った。
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