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2012年09月03日12:12

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息子にとって良い父親になりたい

家族を過ごす時間を大事にしている!? 「いい親になった男性の共通点」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2140657&media_id=60

僕も3歳と1歳の息子の父親だ。
漠然としたものだが、僕にも良い父親像というものがあるのかも知れない。
正直言って、あまり意識したことがないが。

だが、一つ言えるのは、良い父親というのは、誰にとって良い父親かということ。
これは、嫁にとってではない。
これは、もちろん、僕の場合、2人の息子にとって良い父親であるか、ということだ。

mixiの日記やつぶやきの中で、僕は、毎日の息子たちとの触れ合いを書いてきた。

だが、自分が息子たちにとって良い父親かと言われると、僕にはわからない。
ただ毎日の暮らしを嫁と2人の息子と共に、当たり前のように過ごしている。

嫁が長男を妊娠した時、僕の心の中は、父親になる喜びというより、不安でイッパイだった。
独身の頃から小さい子供が苦手で、こんな僕が町で見掛ける子供連れのお父さんのように、自分の子供と触れあうことができるだろうか、と思った。
嫁のお腹が大きくなっても、僕には、自分が父親に自覚もなく、お腹の赤ちゃんが自分の子供である実感もなかった。

僕は、父親としては、良い父親ではなかった。むしろ、サイテーだ。

嫁のお腹から、長男のはるちゃんが生まれた日、僕は、はるちゃんが無事に五体満足で生まれてきてくれたことを本当に喜び、嫁が元気に出産したことを本当に喜んだ。

だが、その時の僕にはるちゃんのパパとしての実感があったかと言われると・・・。
正直言ってなかった。

女性は、子供を出産し、この子供に母乳をあげ、子供の肌の温もりを感じることで、母親になる。
いや、お腹の中に赤ちゃんを宿した時から、赤ちゃんの胎動を感じ、ママになっているのだ。

だが、男にはそれがない。
僕の場合、赤ちゃんが生まれてきても、父親としての実感がなかった。
僕は、自分に自分が父親になったことを言い聞かせることで、父親になろうとした。


そのはるちゃんも、3歳になった。
この3年間の暮らしの中で、僕ははるちゃんと暮らし、触れ合い、少しずつパパになっていったような気がする。
はるちゃんが僕のことを初めて「パパ」と呼んでくれた時、僕は、本当に嬉しかった。
なんだか、はるちゃんにパパと認められたような気がした。

昨日は、嫁が仕事だった。
僕は、はるちゃんと1歳の次男、みのりくんを連れて、はるちゃんが通う、スイミングスクールに行ってきた。

はるちゃんは、体操をしている間もプールに入っている間も、みのりくんを抱っこして見学している僕の方を見て、ニコニコして手を振ってくれた。
プールが終わると、僕のほうに「パパ〜!!」と走ってきてくれた。

こうした光景は、独身の頃、僕が町で見掛けた、子供連れのお父さんと子供との触れ合いの光景なんだろうか。
僕は、はるちゃんとみのりくんのパパとして、ちゃんとやれているんだろうか。

僕には、まだ自信がない。

ゆうべは、はるちゃんとみのりくんと一緒に寝た。
風呂上がりで布団に入り、しかも2人のが左右からくっついてくるので、僕はめちゃめちゃ暑かった。
暑くて暑くて、顔イッパイに汗が出た。
隣のはるちゃんは、暑そうにしている僕を心配そうに見ていた。

そして、はるちゃんは、僕に

「パパ、暑くてしんどいの?大丈夫?
はるちゃんがパパの汗を拭いたるわ。だから、元気になってね。」

と言って、素手で僕の顔の汗を拭いてくれた。

少々気持ち悪かったが、僕にははるちゃんの優しさがとても嬉しかった。
僕は、はるちゃんとみのりくんをギュッと抱き締めて、3人で眠りについた。

はるちゃんとみのりくんにとって、良い父親でありたい。
今は、本当にそう思う。
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